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2020年03月11日05:41

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福島県東日本大震災から9年目

史上最悪の福島第一原発事故から9年が過ぎました。安倍総理大臣が健康被害は一切ないと発言しています。福島県の心筋梗塞は全国1位です。セシウムは心臓の筋肉を冒します。漫画家のさくらももこ氏が一昨年、乳癌が再発して急死しました。2017年に急死したアナウンサーの小林麻央氏も、乳癌でした。中尾翔太氏は22歳、胃癌で急死しました。

乳癌は、白血病に次いで放射線の感受性が高い癌です。中尾氏の胃癌は発病率が高く、事故当時は10代です。育ち盛りで被曝すると影響が出やすいと科学者の渡辺悦司先生は語ります。首都圏に集まるスポーツ選手・歌手・声優・俳優により強い被曝の影響があるとしたら、運動や発声で呼吸量が多く、放射性微粒子を人より多く吸うからだと言います。

福島県と平野続きの関東や東北南部では、福島原発から出た放射能が微粒子となって空気中を舞い続けています。遠方から東日本に行った人が、咳が止まらなくなったり、声が出なくなり、離れたら元に戻ったという報告は多数あります。病気は複合要因です。被曝以外の原因があっても、被曝は発病や病気の進行を早め、病気の悪性化を進めるのです。

心臓では、心筋梗塞と心不全の2つについても、福島県の心筋梗塞は全国1位で、急増し続けています。また、心不全も増えています。過去は、血管の中にコレステロールが蓄積して、血栓になって詰まると言われていましたが、最近の医学では、血管が炎症を起こすと、そこに白血球などが染み出して心臓の血管を塞ぐと言います。

会津若松は、会津百万石といわれた雄藩です。北海道や岩手県に続いて全国で3番目の面積を持ちますが、白虎隊の悲劇により、薩長土肥に対する恨みは現在でも根強く残っています。とりわけ長州に対する恨みは強烈で、「薩摩は許せる。が、長州は許せない」と会津の人たちはいまでも言います。

会津では、今でも山口出身者は絶対に受け入れないし、山口出審の営業マンでは商談どころか、取引自体をなくしてしまうことすらあります。JR常磐線は3月14から全線開通すると言います。9年間不通だった富岡−夜ノ森−大野−双葉−浪江の区間には、住民が帰る見通しが立っていません。

帰還困難区域があり、今でも放射能測定器の針が振り切れる高線量の地域が近くにあると言います。JRは駅周辺と線路上を除染して、列車は高速で走るので車両に放射能はつかないとして放射能測定を行なわないと言います。2月29日の東京新聞には、試運転した車両の空冷フィルターの「ちり」にセシウム137が2350ベクレル/kg検出とあり、通常運行車両の23倍です。運転士や車両整備員等が内部被曝します。

乗客や車両センター周辺の住民も被曝するでしょう。1日上下各3本上野・品川〜仙台直通列車が走り、放射能が運ばれます。「えきねっと」会員対象に常磐線特急料金と乗車料金が50%OFFという破格の割引で全線開通記念と銘打って利用促進を呼びかけています。被災地を想う温かい心の人々への裏切り行為だと言う方もいます。

ちなみに第42回プロが選ぶ「日本のホテル・旅館百選」の総合第1位に輝いたのは、八幡屋(福島県・母畑温泉)でした。去年、消費税があがる9月に行ってきました。36年間連続1位の座に君臨して、名実ともに日本一の旅館といわれる加賀屋(石川県・和倉温泉)を引きずり下してトップの座に着いたのがとてもよくわかりました。

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