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2020年03月06日05:38

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新型コロナウイルスによる休業手当

新型コロナウイルスが経済を低迷させています。過去のパンデミックと言われているものは、ペストやスペイン風邪でしょうか。ペストは黒死病とも言われ、14世紀に起きたペストの大流行では、世界で1億人ほどの人々が亡くなり、当時の世界人口を4億5千万人から3億5千万人にまで減少させたと言われています。

1918年のスペイン風邪では世界各地で猛威をふるい、世界の人口の半数が感染したといわれています。死亡者は5000万人以上にのぼり、歴史上大被害となりました。日本でも、当時の人口5500万人に対し2380万人が罹患し、約39万人が死亡、アメリカでも約50万人が死亡したと報告されています。

インフルエンザの病原ウイルスは、アジア風邪、香港風邪、ソ連風邪が有名です。これらの数値は、感染症のみならず戦争や災害などを含めたすべての人間の死因の中でも、短期間で非常に多くの人間を死に至らしめた記録的なものでした。新型コロナウイルスが、これらと同じようにパンデミックになるかどうかは、予測できる領域を超えています。

安倍首相は、最長の総理大臣として過大な試練が与えられています。緊急時に発揮されるリーダーシップとは、卓越した判断力・決断力・実行力・更に人々を引っ張ってゆくだけ力量も持ち合わせていなければならないと思います。過去を振り返ると調整型で優柔不断なリーダーは、国民を不幸にするのではないかと思うのです。

厚生労働省から新型コロナウイルスに関する企業向けと題して、従業員対応についての詳細が案内されています。風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く場合、倦怠感や呼吸困難がある場合には、最寄りの保健所などに問い合わせくださいとのことです。

例えば発熱などの症状があることのみをもって一律に労働者に休んでいただく措置をとる場合のように、使用者の自主的な判断で休業させる場合は、一般的には「使用者の責に帰すべき事由による休業」に当てはまり、休業手当を支払う必要があります。

休業手当の支払義務が発生する休業の事由としては、「一般的には機械の検査、原料の不足、流通機構の不円滑による資材入手難、監督官庁の勧告による操業停止、親会社の経営難のための資金資材の獲得困難などが考えられる」とされています。例えば、飲食店で新型コロナウイルスの影響で予約キャンセルが多数あり、従業員を休ませる場合等は、休業手当の支払いが必要となります。

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