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2020年03月05日17:06

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2020.3.14新潟交通ダイヤ改正を眺める(東方面)

このシリーズも久々です。
残る東方面を片づけましょう。


※空港・松浜線【E2】
平日総本数 往路119本・復路118本
【E20】松浜 往路29本(+1)・復路28本
【E21】船江町 往路6本・復路9本(-1)
【E22】空港 往路19本・復路17本
【E23】競馬場 往路3本・復路1本
【E24】北部(営) 往路10本・復路13本(+1)
【E24】島見町・北部 往路7本・復路8本
【E25】医福大 往路19本(-1)・復路9本
【E26】太郎代浜 往路7本・復路6本
【E20D】松浜D 往路17本・復路13本
【E25D】医福大D 往路2本・復路7本
【E20M】学校町・美咲 復路のみ3本
【E26M】みなとT・美咲 復路のみ1本
【E27M】江南高校 復路のみ3本

往路では、新潟駅前9:25発【E25】を【E20】に差し替え。
一方の復路では、船江町二丁目14:38発【E21】を削減し、代わって北部営業所14:14発【E24】が新設されます。新潟駅前にはこれまで通り15:11着で、同営業所→物見山の間が1本増となる形です。この区間では前後の運行間隔が現行20分→改正後10分に短縮されるのに対し、【E21】単独区間では減便により約4時間にわたってバスが運行されません。

土休日総本数 往路87本・復路86本
【E20】松浜 往路19本・復路18本(-1)
【E21】船江町 往路3本・復路8本
【E22】空港 往路14本・復路13本
【E23】競馬場 往路10本(+1)・復路9本(+2)
【E24】北部(営) 往路10本(-1)・復路9本(-1)
【E24】島見町・北部 往路5本・復路4本
【E25】医福大 往路9本・復路9本
【E26】太郎代浜 往路7本・復路6本
【E20D】松浜D 往路8本・復路9本
【E25D】医福大D 往路2本・復路1本

往路では、新潟駅前9:17発【E24】を【E23】に差し替えます。
競馬開催・場外発売日における沿線地域から新潟競馬場へのアクセス改善を狙ったものなのでしょうか、これにより【E23】は前後の運行間隔が現行60分→改正後30分に短縮されます。

復路では、松浜10:43発【E20】を延伸し、新潟競馬場10:35発【E23】に。
また北部営業所10:52発【E24】を、新潟競馬場10:55発【E23】に差し替えます。
いずれも、新潟駅前着時刻は現行通りとなります。
新潟競馬場を午前中に発車する便が増発されることになり、おそらく場外発売日における沿線地域への帰宅利用にターゲットを絞ったのでしょう。現在この時間帯の【E23】は新潟競馬場9:31発から11:41発までの設定がなく、沿線に住む競馬ファンからの要望もあったのかもしれません。

このほか、東方面で増減便の発生する系統はなさそうです。



以上、新潟市内バスダイヤ改正の内容をざっと眺めてみました。
今回は、利用者数の少ない路線を中心に土休日ダイヤの減便が目につきます。
女池線や西堀通・八千代橋線でも、土休日ダイヤで利用者の少ない系統を削減する一方で、利用が見込める重複系統を拡充。イオンモール新潟南を沿線に擁する長潟線や、新潟競馬場へのアクセス改善を図った空港・松浜線など、特定の利用層にターゲットを絞ったとみられる増便も実施されました。全般に減便基調ながらも、「選択と集中」が図られた感もあります。

現在の新バスシステム運行事業協定が今年3月末で期限を迎えるにあたり、4月の協定更新に向け新潟市と新潟交通との間で協議が進められています。新潟交通は運転士30人が不足している状況(2月26日のNHK新潟放送局による報道)にあり、また働き方改革関連法への対応も加味すると、現協定で定めた年間営業走行キロの最下限957.7万キロを次期協定でも維持できるかが大きなポイントとなります。

今回の改正で、年間営業走行キロはどの程度になるでしょうか。
2018年度の実績が967万キロであることや、協定更新に向け協議中であることを踏まえると、おそらく最下限の957.7万キロを下回らない範囲での減便になるとみています。今後、協議結果が今冬の次期改正あるいは来春の改正に反映されるものとなるでしょう。
(参考までに下の資料を)
https://www.city.niigata.lg.jp/kurashi/doro/kotsu/newsystem/torikumi/jigyouhyoukaiinkai2.files/r1jissekide-ta.pdf
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