mixiユーザー(id:21805430)

2020年03月01日06:37

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ついにアンモナイトの化石がふたつ出てきたので……

 思索モードに入る。
「お宝物」をなでながら……

  透析患者の送迎車運転手送迎運転手(時給いくらの仕事である)の夫・ドッコイ氏が、隠居モードに入ったとき、ふとつぶやいた。
「そういえば早朝迎えに走っている時、ホームセンターやドラッグストアの開店前に、お年寄りが2〜30並人んで待っているんだよな……
それで、あそこのドラッグストアは特別24ロールパックなのに、小さなお婆さんとかがズルズルズルズル「戦利品」を、底のビニール地面にこすりこすり、破り破り、おしゃべりしながらエッチラオッチラ歩いて帰るんだよな……
 
 団地の自治会長務めたときに、団地の一斉改修工事と重なって、業者のスケジュールに従って1軒1軒回って、改修の指揮に当たったんで分かるんだけれど、高齢者所帯の生活形態って「物いっぱいいっぱい状態」で、これ以上物を詰め込んでも、もう自己管理が出来ません状態」で……

 実際私たちは昨夜ドラッグストアにサプリメントと漢方薬の買い出しに出かけ、マスクと紙製品の棚が空っぽの状態をこの目で目撃した。
 
 そして夫婦ふたりで声を合わせた
「なぜ戦後の混乱やオイルショックを体験しているのに、賢いご隠居さんだったはずのお年寄り達は今になって、懲りないんだろう!?」

 戦後の経済がいかに困難だったかは親から口を酸っぱくしてたたき込まれているし、オイルショックの時はお母さん同級生のお母さんみんなが半狂乱で、「S君ちのお母さんはカップヌードル一箱かついでた」とか「Iちゃんちのお母さんはニューダイヤの大箱を二箱担いでた(その後コンパクト洗剤が開発されて、昔の紙箱入り粉洗剤は湿気てカチコチになってしまったので、親類に譲る訳にもいかずみんな団地のベランダの隅っこで暗がりにしゃがみ込みながらため息ついていた)で、みんな地元の砂糖問屋さんが倉庫のシャッターを開けて、そっと「お一人様一袋」で売ってくれたからで、我が母芳子さんは「旧・女子師範学校」卒で、学生結婚で、しかも相手のエンジニアインテリさんの父が「戦中非国民として下町で天皇陛下の名の下に見せしめに特高警察に追われて死んじゃった、生きてりゃ市川房枝さんと一緒に戦後女性国会議員第行き一期間違いなし」とあらよるお年寄りから言われて、それじゃあ病弱なこの人を、精一杯工夫して、ラジオ放送、それからTVの時代になったのでNHKの「今日の料理」とか「夫人百科(今の「趣味どき!」)とかテキスト買って積み上げて、それを雨の日のお留守番の私がこの中国の「馬さん」の中華デザートって美味しそうだなあ……とか玄関で芳子さんを待ちながら空想して楽しんでいた。)そこは今、全国都市部展開している「富沢商店」であるワケだが……(ここでアンモナイトをなでる……しばし時間経過)「時直な商いをしている所」が最後まで生き延びる訳で、途中で勘違いしたボンクラが勘違いして「おい従業員!」なんて守衛さんに高級外車の窓から声かけたら、確実にその大企業はアッサリ倒産するんである。

 何度も言うように今は「文明の衰退期」(文明の……なんだっけ、思い出せない・新調選書)に来ており、「貧困」「引きこもり」「認知症」「モラトリアムや貧困馬鹿の性欲にまかせて借金地獄の薬物依存」「若年層の総白痴化・認識システムの単純化」が起こっており「政治はとっくに馬鹿のお友達集団」になり果てて、経済は政治とつるんで「お気楽イケイケGOGO機能」しかしない訳だし、「疫病・コロナウィルス」は蔓延するし、どこかで腹をくくって、それでも最後まで「人を愛し、積極的に待機して、生き抜く覚悟」が要求されるんである。

 最後までちゃんと生き抜こう……

おしまい。

抜 

ps:ふう、もうすっかり「明け烏」の時間だ。落語のCDでも聴くか……

おぉ、寒い寒い。




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