自民党の森法務相、かつての選挙ポスターの惹句で、取り立て(サラ金?)の声におびえたという自らの経験に触れるくだりがあって、なんだか強く気にかかった。たぶん自分は経済的弱者の側に寄り添う、という有権者への覚悟とアピールなんだろう。
彼女は、今最も野党というより国民からの攻撃が集中する、黒川検事総長(まだ実現していない、幸いに)ごりおし問題の真っただ中で、法律を(自分が有罪にならないために)自分の解釈で変えた、と堂々と世迷言を語る安倍そーりを守ろうと大汗をかいてる。法律家である自分をかなぐり捨てるような、「紙なし決済」まで繰り出して必死だ。
思い出したのは、普通に答弁すらできない北村地方創生相であり、引きずられるように思い出したのが、桜の名簿の廃棄を障碍者雇用枠の職員にさせた、という卑怯としか言いようのない説明だった。
アベらは、障がい者雇用の職員に代表される弱者を、自分らの弾除けに常套的に使っている。強く気にかかったのはこのことだった。アベらが支配する自民等に連なる世の中があるとする。自民党支持者の夢見る理想社会なのか。弱いものを最も風圧の強い場所にたたせ、権力者を守ろうとするそんな世の中に誰が生きたいと思うのでしょう。
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