「1985ボルドー」ワイン会

【2020年2月10日】
第980回の定例会を開催しました。
場所：むさし亭（中央区銀座）
人数：14名
会費：19,400円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1985 Ch. La Grsce Dieu les Menuts, Saint-Emilion
2) 1985 Couvent des Jacobins
3) 1985 Ch. La Pointe
4) 1985 Ch. Grand Mayne
5) 1985 Ch. Poujeaux
6) 1985 Ch. Marquis de Terme
7) 1985 Ch. Duhart Milon
8) 1985 Ch. Lagrange
9) 1985 Ch. Troplong Mondot
10) 1985 Ch. Cos d'Estournel
11) 1985 Ch. La Mission Haut Brion
12) 1985 Ch. Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆☆ 12
☆☆☆　 8,11
☆☆ 　　 1,3,4,5,6,7,9
☆　 　　 10
でした。

今年最初の☆☆☆☆が登場しました。

12)は、ビターチョコレートやブラックカラントや燻製やコーヒーや木樽や腐葉土の香りと、紅茶やミルクチョコレートやコーヒーやブラックカラントや森の下草の味わいでした。凝縮感とボリューム感があり、舌触りが滑らかで余韻が長い、堂々たるワインでした。Latourにしては、硬さがなく飲みやすい印象でした。

8)は、ねっとりとしたチョコレートや腐葉土やコーヒーやブラックカラントの香りと、甘いミルクティーや腐葉土やブラックカラントやコーヒーの味わいでした。風味のバランスが良く舌触りが滑らかな、美しい熟成ワインでした。

11)は、葉巻や森の下草や西洋杉やチョコレートや燻製やブラックカラントの香りと、甘いチョコレートや紅茶や葉巻やブラックカラントの味わいでした。ふくよかな果実味があり、まだ若々しさの感じられる、骨格のしっかりとしたワインでした。

全体的には、ほぼ期待通りの、満足度の高い会でした。
1985ボルドーは、リリースされた当初は、10年で飲み頃に達する早飲みのヴィンテージと言われましたが、35年経った今も依然として飲み頃の印象でした。