『ふしぎなメルモ』より「メルモちゃん」
手塚治虫先生の名作漫画のアニメ版である。
私の幼少時、密かに大好きだった作品だ。
確か日曜日の朝に放映されており、寝坊常習犯だった私はよく見逃しては悔しがっていたものだ。
赤と青の不思議なキャンディーを舐めると、それぞれ大人に、あるいは子供に変わるという設定は、後の「名探偵コナン」などにも影響を与えている。
実は私は、今回のトップ画像に挙げた大人状態のメルモちゃんにずっと片想いをしていた。
アニメのヒロインに恋をするということはよくあるのかもしれないが、私が本気で恋をしていたのはこのメルモちゃんと峰不二子くらいだったのではないか。
ちなみに『ふしぎなメルモ』の最終回では、過去の名場面がフラッシュするシーンがあるのだが、そのとき私は泣きじゃくってしまった。
思えばあれば人生初の失恋だったのではと思うのである。
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