「シャトーヌフ・デュ・パプ古酒」ワイン会

【2020年1月27日】
第978回の定例会を開催しました。
場所：中央区銀座のフレンチ
人数：8名
会費：15,900円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1978 Chateauneuf du Pape Reserve Benoit VII, Auguste Bessac
2) 1978 Chateauneuf du Pape, Chante Cigale
3) 1977 Chateauneuf du Pape, Haut des Terres Blanches
4) 1976 Chateauneuf du Pape Les Cedres, Paul Jaboulet Aine
5) 人数が少ないため開けませんでした
6) 1973 Chateauneuf du Pape, Chateau des Fines Roches
7) 人数が少ないため開けませんでした
8) 人数が少ないため開けませんでした
9) 1967 Chateauneuf du Pape, Anselme Mathieu
10) 人数が少ないため開けませんでした
11) 1957 Chateauneuf du Pape, Anselme
12) 1952 Chateauneuf du Pape, Mont Redon

個人的な好みでは、
☆☆☆　 4,9,12
☆☆ 　　 1,2,3,6
☆　 　　 11
でした。

4)は、非常に薄い色合いで、甘いキャラメルや腐葉土やチョコレートや紅茶の香りと、キャラメルや紅茶やミントや白コショウや腐葉土の味わいでした。舌触りが滑らかで余韻が長い、美しい熟成ワインでした。

9)は、非常に薄い色合いで、動物っぽい腐葉土や甘いキャラメルや紅茶や白コショウの香りと、甘いキャラメルや紅茶やミントや腐葉土の味わいでした。これも舌触りが滑らかで余韻が長い、優美な熟成ワインでした。

12)は、濃いめの色合いで、腐葉土や木樽や西洋杉や燻製の香りと、甘いチョコレートやローストしたナッツや腐葉土の味わいでした。ふくよかでボリューム感のある果実味がある、この年代とは思えない、まだ若さが感じられる素晴らしいワインでした。

全体的には、期待を上回る満足度の高い会でした。
酸化したものは1本しかなく、その他は甘い果実味がたっぷりでした。
元々どれも液面は高かったのですが、澱が大量に出て薄い色合いになったものが何本かあり、少し心配していましたが、味わいには何ら問題はありませんでした。