週報(20/01/20〜) リユース展望台

地元のごみ焼却施設(東埼玉資源環境組合-第一工場[リユース])の煙突に併設されている展望台に前から行きたいと思っていた。
普段は平日日中だけなのだが、月一回の第3日曜日に限り開いているらしいという事で行ってみた。
　
10年程前に一度ゴミ焼却施設に来たことがあるのだが、それ以来となる。
その時は温水プールがある事を把握しただけで終わり、その後は記憶から消えていた。
ごみ焼却施設の入口前に着くと、「展望台開館中」の看板が立てかけられていた。
その案内に沿って行くと、煙突の真下に入口が設けられていた。
入口で名簿(何処から来たかと、人数程度)にチェックし、展望台には付き物の双眼鏡用のコインをもらった。
エレベータに乗り最上階に着くと、そこが展望台になっていた。
中心に煙突があるため、煙突の周囲360度がガラス張りの展望台になっている。
周囲にはこの展望台よりも高い建物が一切ない(市街地からも離れているため高層マンションもない)ため、展望台としてはベストポジションであった。
また、私好みの展示があり、登山の山座同定で使われるカシミールを使用した、見える山々に名前が降られた案内図があった。
このような高層展望台で、しっかりとした山案内がある例を他には知らない。
この案内からすると、秩父の武甲山から左手に八ヶ岳赤岳と横岳および稜線が見えるらしい。
西面にある双眼鏡に先程もらったコインを入れて、武甲山にピントを合わせてみた。
時刻が12時を回っていたのでガスでダメかとも思ったのだが、武甲山の左手に周囲とは異なる雪の稜線が少し見えている。
越谷の展望台から、2018年秋に登り歩いた八ヶ岳の稜線が見えたことに驚いた。
　
この日は既に12時を過ぎていたため、普段ならば見えるはずの北関東の山々(赤城・榛名・男体山方面)は全く見えなかったが、この八ヶ岳の展望だけで十分満足した。
　
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写真: 東埼玉資源環境組合(第一工場), 展望台内(南面田んぼアート, 八ヶ岳展望案内)