「洋食」が和食の1ジャンルであるのと同様に、「中華」も和食の1ジャンルである。
その定義と言えば、下記の様になるだろうか。
◆メニューは和・洋・中と豊富だが、本格的な中国料理は無い
◆中休み無しの通し営業
◆家族経営
この定義に当てはまる店が、TESHIである。
以前は豊四季団地内の食堂街にあり、団地住民に愛されたが、食堂街の取り壊しに伴い、数年前に現地に移転した。
ラーメンは流石に、昨今のいびつに進化した専門店のものには及ばないが、定食類が豊富で美味い。この日は午後2時過ぎに訪問した。
生姜焼き&メンチ定食¥900
いわゆる「こんなので良いんだよ」と言う味付け。付け合わせのサラダも十分な量。ご飯も大盛りにしてくれる。
午後3時までのランチ時には、コーヒー紅茶、ジュースのドリンクサービスが付く。
隣の二人連れは、カトレア麺(いわゆる広東麺)大盛りにホットコーヒーを付けていたが、食べ合わせ悪そうな気がする...
マスターの母親の大女将と、妻の若女将は、賄いを食べながらの接客だ。
カウンターの端っこでラーメンすすり、客が来ると食べるの中断して「いらっしゃいませ〜」と注文を取り、厨房のマスターに伝えると、また食べ始める。
この繰り返し。
この、ほのぼのとした雰囲気。まさに、「中華」である。
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