「シャンパーニュ古酒」ワイン会

【2020年1月8日】
第975回の定例会を開催しました。
場所：新宿区荒木町のフレンチ
人数：14名
会費：26,500円（食事代6,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1975 Laurent Perrier
2) 1973 Georges Goulet
3) 1973 Heidsieck Dry Monopole
4) 1969 Moet & Chandon Brut Imperial
5) 1969 Perrier Jouet Fleur de Champagne
6) 1966 Perrier Jouet Extra Brut
7) 1966 Moet & Chandon Brut Imperial Rose
8) 1964 Vve. Paul Bur & Cie Blanc de Blancs
9) 1964 Piper Heidsieck Brut Extra
10) 1959 Laurent Perrier
11) 1959 Moet & Chandon Brut Imperial Rose
12) 1953 Moet & Chandon Dry Imperial

個人的な好みでは、
☆☆☆　 9,11
☆☆ 　　 2,3,5,6,7,10,12
☆　 　　 1,8
でした。

9)は、ローストしたナッツや燻製や甘いキャラメルやコーヒーの香りと、ミネラル分やキャラメルや熟したリンゴの味わいでした。まだ泡立ちが感じられる、驚くほど若さを保ったワインでした。

11)は、甘いキャラメルやバニラや燻製やナッツやチョコレートの香りと、燻製や白コショウやローストしたナッツやバニラや紅茶や熟したリンゴの味わいでした。シャンパーニュらしさは感じられませんでしたが、複雑な風味の妖艶なワインでした。

全体的には、期待をやや下回りました。
抜栓時に空気圧の感じられたものは9)だけで、その他は飲むときに殆ど泡立ちが感じられませんでした。
4)は明らかに酸化しており、1)8)は酸化の傾向が感じられました。
ワインとしては、テクニカルには死んだワインですが、それでも魅力的な味わいがあるところが、熟成シャンパーニュの不思議なところです。