今のマンション購入の決定打になったのは、「歩いて3分でスーパー銭湯」という実にしょーもないものだったのですが。(場所と間取りしか考えないで決めたから、東北向きで冬がやたら寒いという痛恨のミスもやらかした)
近くのスーパー銭湯、冬至に面白い催しするんです。「柚子2kgと入場券1枚を交換」で集めた柚子で、日替わり湯を柚子湯にするという。柚子って食えないくせに、木が一本あると半端なく取れるからね、余り物の有効利用すばらしい。
そしてなんと、1トンもの柚子が集まるらしい。
柚子湯イベントは日曜に行うので、普段は混雑を嫌って行きません。でも今年は極寒豪雨だったので、いつもよりゃすいてるだろ?と行ってみました。
柚子1トン、という迫力を舐めてました。
ゆったり十人は入れるサイズの風呂に、みっしり浮いてる柚子柚子柚子。水面だけじゃない、その下にも潜ってる。誰かが入浴すると、お湯と一緒に柚子が溢れる状態。男湯女湯にそれがあり、しかも使い切れなかった柚子が、入り口に山盛りになっとる。
柚子湯=家庭の湯船に数個の柚子が浮いているもの。という概念を覆すには十分でした。
凄まじいその迫力よ‥‥
写真撮りたいけど銭湯だから無理でして、こっち見ておくれ。
http://hamarepo.com/news/6005.html
半端ない。
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季節恒例の〇〇湯というのには、先人の知恵が詰まってる気がします。端午の節句の菖蒲湯も、急に暑くなる時期だから、殺菌効果のある菖蒲入りの風呂に入る‥‥んじゃないかな?←調べてみたら、あんまり殺菌作用がなかったので弱気。
柚子湯はもう明らか。保温効果が怖ろしいです。下半身しか浸かってなかったのに、顔からボタボタ汗が止まらん。極寒の外に出ても全然平気。足指先とか耳とか、最初に冷えるところも、余裕で二時間は温かかったです。
問題は、年で一番寒いのは、冬至より1ヶ月半くらい後だってことなんだけどね‥‥
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関東圏では温度よりも湿度、エアコンよりも炬燵、という人体解剖的な現実を知るのに、何年かかったことか。温度じゃないんす、湿度なんです。でも湿度を上げ過ぎるとガラス窓が結露しまくってサッシに水たまり。
それを忘れきって、フランス窓に座ってタバコ一服‥‥とかやったら、±0℃の水が尻に染みてうぎゃああああ。
南関東の寒さなんざ屁だろ屁、と思ってる人に言わせておくれ。
これでも充分に寒いんだよぅ。
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