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2019年12月24日07:35

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イヌビワ(犬枇杷)

わが緑地帯の名無しの沼の脇のイヌビワの実が熟しはじめました。ビワと付いてゐますが、イチジクの仲間です。枝や葉柄を切断するとイチジク同様にベトベトした白い乳液が出て来ます。クワ科イチジク属の落葉小高木で、別名にイタビ/イタブ/ヤマビワ/カラビワなどがあります。

4〜5月頃に花が咲きますが、イチジクのように外からは見えない花(花嚢)をつけ、その後8〜9月には直径2センチ弱の実ができます。メスの木にできる実は微かに甘味があって生食できますが、小さな種がたくさん入ってゐて、ジャムにして食べるのが普通です。摘まんで食べてみましたが確かに・・・・。

ビワほど美味しくはないという意味でイヌビワと名付けられましたが、野生動物はイヌビワの実を好んで食べるさうです。味はイチジクに似てをり、実の形状もビワというよりイチジクに近いので、コイチジクとも言はれます。中国からイチジクが渡来する前は、イヌビワをイチジクと呼んでいたさうです。


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