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2019年12月04日19:57

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ショートステイ八日目 その後

[あらすじ] 同居母86歳要介護2パーキンソン病認知症状少々、
十日間のショートステイ。
留守の間に亡父の書斎の片付け。
飼い犬ジーロくん14歳が落ち着いて過ごせる場所を作るのだ。
という中、2日の夕方に久々の癲癇発作。


若い頃にたまに起きていた発作は、2分前後でおさまっていたが、
今回は8分くらい続いた。
長いと脳に損傷を起こす。
発作のひどい犬は、薬で止めないと止まらないそうだ。

発作の後、友人Sさんの庭のアジサイの株に頭を突っ込んではまっていたが、
夜は家の部屋の隅っこに鼻を突っ込んでいた。
脳に問題が有るとあらわれる犬の行動だ。
あらわれる行動としては隅っこにはまることだが、
その原因はいろいろ有る。
一つの症状=病因ではない。

発作の有った夜は、疲れ切るまでその行動を繰り返す犬を見て、
今後がどうなるのか、見当もつかず、途方に暮れた。
最悪の言葉も脳裏をかすめた。
しかし、ただ目の前のできごとにじゃんじゃん対応していくしかない。
隅っこに突っ込んで行っても安全なように、部屋を整える。
そうして自分もしっかりと立つ。

ショートステイから老母が帰って来たら、
状況はもっとややこしくなる。
今回、犬の部屋を準備していたことは本当に時宜を得ていた。

症状がこのまま続くのか、軽減していくのか、変化や波が有るのか、
今後、しっかり観察して見守って、対応していく。
犬の介護の経験者に話を聞いて、知恵をもらう。



つい先日も、自分のバンドi.n.u.の相方やまちゃんに、
風呂場用のマットをトイレマットに使うと良い、ということを教わった。
これから、しゃがんだ姿勢を維持しにくくなるだろう。
少しでも滑らないほうが、いい。



発作の翌日の散歩で、友人Mの家の前を通ったら、Mの母のM子様がいた。
元気に散歩に出た様子をお見せしようと声をかけたら、
犬ジーロはしゃがみ始めた。
うんちである。
こともあろうに、恩人Mの家の前で、うんちである。
発作中にうんちが漏れて、次がまだだった、待望のうんちを、
恩人の家の前で。
毎日点滴を手伝ってくれて、発作の時に車を出してくれて、
その後の病院まで付き添ってくれたMの家の前で、うんち。



それから、発作現場となった友人Sさんに会いに行く。
「良かったよぉジーロぉお。」
看取ることになるかと思いましたよね。
「そうよ、ダメかと思ったよ。」

犬はケロリとした顔で、楽しそうである。
家にいるともつれる足元も、外に出たら良く動く。
好きな人に会うとなおさら元気そうである。



疲れ切るまで寝ない。
いつまでも家の中をうろうろしていたり、
立っていてよろけてを繰り返したりしている。
眠そうにも見えるし疲れた様子だと、抱いてマットに連れていき、
尻を撫でて座らせ、頭を撫でて、眉間を撫でていると
うまくいけば眠りに就く。

それでも寝ない時が多い。
疲れ切るまで放っておくしかない。



発作の翌々日の散歩。
初対面の若い犬に駆け寄られて、倒れてしまった。
でもその若い犬はじゃれ付き続ける。
老犬を知らないのかな。

接触していなくても驚いて倒れてしまう。
そういう交通事故まがいの事、有るよな…。



うんちをしていたら、踏ん張りきれず、尻餅をついてしまった。
踵とお尻にうんちが付いた。
うんちの介助のしかたもやまちゃんに教わらねば。



リンレイの「スリップ軽減ワックス」というのを以前は使ったが、
やっぱり滑る。
今回は同じリンレイの「滑り止め床用コーティング剤」にしてみた。
今のところ、なかなかの滑り止めぶりだ。

片付けた書斎に塗って少し余っているので、
書斎の前、玄関からの廊下にも塗った。
まだ余っているから、犬の行動範囲の床になるべく塗ることにしよう。
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