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2019年11月11日10:21

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2019年10月18日(金) ヨーロッパへ

スメタナは素晴らしいオペラ作曲者なのだが近年上演の機会が少ない。しかし今年に入って「売られた花嫁」はミュンヒェンなどでドイツ語上演がなされ、徐々に上演機会が増えて来ているのはうれしい。
一方、私がスメタナの最高傑作だと思っている「ダリボー」はさらに上演機会が少ない。今年に入ってフランクフルト歌劇場で素晴らしい「読み替え上演」がありその素晴らしさを再認識することが出来た。そしてプラハの国民劇場Národní Divadloでの「ダリボー」上演を知ることになった。これは行かねばならない(どうもアウグスブルクでも上演されたようで今年は世界で3か所で上演。)と思ったが、なかなか他の魅力的な出し物とうまくコンバインしてスケジュールを組むことが出来ない。11月のデュイスブルクの「リング・サイクル」と絡めようとしたがうまくゆかない。ヨーロッパに行く回数が増えてしまうが、オルデンブルクの「神々の黄昏」とコンバインすることにした。
ところがこの時期案外航空券が高い。そこで今回は無料航空券を使って往復ビジネス・クラスで行くことにした。
羽田空港までバス。2時間前にANAのラウンジに入る。搭乗する便は11:15発のNH223便フランクフルト行き。ほぼ定刻にゲートを出たのだが滑走路に着く前に停まってしまった。どうも高度計がおかしいようだ。30-40分しても治らない。いったんスポットに戻り部品を交換したら今度は燃料が足りなくなったとのこと。結局2時間近く遅れ離陸。これはまずい。かなり余裕を見て今日のスケジュールを組んではいたが、この調子だと今晩のオペラに間に合わないかもしれない。おかげでせっかくのフルフラット・シートなのによく眠れなかった。結局フランクフルトには1時間半ほど遅れ到着。大急ぎで入国審査、そして荷物をピック・アップしてレギオナール・バーンホーフに急ぐ。ホームに到着すると幸運なことにすぐに列車が来た。中央駅に着くと「The Pure」へ急ぐ。部屋に入ると大急ぎで着替えをし、劇場に向かう。もう汗だく。
ところでANAの遅延に対する対応には大いに不満だ。天候や航空管制上の問題での遅延であれば航空会社を責めるわけにはいかない。しかし今回の遅延は航空会社の整備上の問題なので明らかにANAに非がある。そしてこの遅延で迷惑を受けた人もいるはずだ。それなのに全くきちっとした(機内のアナウンスのみ)謝罪も無ければコンペンセーションもない。Italoでは自社の責任でなくとも即日謝罪メールと運賃の25%のヴァウチャーを送ってきた。顧客志向の欠如した会社と言われても仕方ないだろう。
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