ヒビノキ641（10月13日〜10月19日までの１週間／週前半）

2019年10月13日〜2019年10月19日までの１週間分の日記です。
この日記は今週の日曜日〜水曜日までの週前半の日記です。

■2019／10／13／Sunday
　結局、先日は災害情報エリアメールが７件とどいて、
　町内では一部地域に避難勧告があったけれど、80人くらいの自主避難がでたんだな。

『ヴィンランド・サガ』 第14話　「暁光」
https://vinlandsaga.jp/
でもバチ（罰）は当る――。
ゲインズバラへ向う道中、大雪に進軍が停滞するアシェラッド一行。
一行は近隣の村を襲い略奪によって物資を用立てる。
その一部始終を、市場で指輪を盗み「神の罰」に悩むアンが目撃。唯一生き残り……。
アトリたちの兄弟がヴィリバルドと愛を説く、
“とぼけた”禅問答からは想像すらできない残酷な展開。
キリスト教徒の村人からアシェラッドはすべてうばって、かつ命まで刈り取る。
現実のヴァイキングたちは私利私欲に動く集団であって、
現在の社会規範になおしたら悪人。裁かれる者であり許容されない。
同時にアシェラッドは合理性と理由性において、別段、殺戮を好み、
殺人に快楽など見い出さない。あくまで収穫としての襲撃。
仕事であり、作業であり、一種の生き方。淡々と命を奪う。
その“理屈”を理解できてしまうところが最高にイヤな感じ。
ただ、村娘は１人“生き残り”因果は後に回る。
バチは万人にたいし当たるのだ。アシェラッドたちも例外はない。

『警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課 -トクナナ-』 第２話　「捜査する二人」
http://tokunana.jp/
いまいち犯行手順に納得できない。
着任早々、“封鎖できない”東京港連絡橋を破壊する事件へと巻き込まれた、
七月清司（ルーキー）。トクナナメンバーを紹介され、
一ノ瀬栞（カリスマ）と相棒に――。
２人は現役議員や元・議員４人が同じ凶器で殺害されるという事件へ遭遇し……。
議員には過去にスキャンダルが存在し、義憤を感覚した、
それぞれ４人の議員秘書が共謀。スキャンダルをあつかった「まとめサイト」
を元公安出身者に作成するよう依頼。その作成者の管理人に疑惑が向う様に。
４人は同じ凶器で自身以外の秘書のアリバイを確保しつつも、議員を殺害した。
いや、この犯行特定の誘導――つまりサイト作成者へ容疑が向く様にしたのどうなの？
それをやらず、秘書がバラバラの凶器で殺害する方法のほうが、
よっぽど捜査を混乱させられたのでは？
議員殺人自体は成功したわけだし。
ともあれ現在だと普通の刑事ものだな。まあ３話まで。

『Fairy gone フェアリーゴーン』 第14話　「歯車がとまる城」
https://www.fairygone.com/
また登場人物がふえた。
「救国の英雄」となったレイ・ドーンをカルオーへ安全に護送するため、
フリーたちは列車へ同乗する。だが、何者かの鉄橋爆破によって列車は停止。
一向は救援を待つ間、統一戦争時代の廃城へと籠城する。
その廃城へ様々な目的でレイ・ドーンへ接触する人物があらわれて……。
今回登場するミケル・コナーに名前のテロップがつくんだけれど、
新章開幕で心機一転なんだし、これ全員にやればいいのに。
廃城へと現れたヴェルの目的は明白。レイ・ドーンの殺害。
ミケルたちの目的はなんなんだろうな？　てか、レイ・ドーンついていくのかよ。
このままだとカルオーの王座が空白になって領主が行方不明になるんですけど？
マーリヤとヴェルは再会するけど、
復讐へと凝り固ったヴェルをマーリヤは説得できない。
フリーとウルフランの関係も同様。
フリーはウルフランが戦争で妻子を失う状況を把握してない。
結果において相手のトラウマをえぐる。

『ライフル・イズ・ビューティフル 』
https://chidori-high-school.com/
原作は「となりのヤングジャンプ」と「少年ジャンプ＋」
で連載しているサルミアッキの漫画作品。高校のライフル射撃部員の青春を描く。
初回は小倉ひかりが射撃部のある千鳥高校へ入学。
だが、部活はマイナー競技ゆえ廃部しており、友人の渋沢泉水をふくめ、
４人の部員を集め部活を復活。活動を再開する。
もともと４コマ漫画作品。
ですから一篇・一篇ごとにパートを区切る or
パートとパートの間をアニメオリジナルで補完し、
連続したストーリーに直す、か、どちらか。この作品の場合は前者。
だけれど、その選択で、かなりぶつ切り感があるなあ。
あとヤマタニがなさすぎて薄味すぎ。印象にぜんぜんのこらない。
演出のせいなのかな？　（ビーム）ライフル射撃に必要な備品や、
うんちくの部分は興味深かった。ただ、今後、その「あるある」や「へー」
だけでは「もたない」。そのときスポーツの競技性や競争性、
勝ち負けが必要になるんだけど、それをやれるのか？

■2018／10／14／Monday
　約４年前の水害みたいに、知人がだれか被災をすると、
　急激に身近になんよなあ。災害って。

『バビロン』 第２話　「標的」
https://babylon-anime.com/
エッッッッッッッッ。
「文緒は自殺などはしない」　突然の後輩の死に、
正崎　善は特捜部長の守永を説き伏せ捜査を継続する。
だが、捜査の中で善は野丸陣営の安納が連れ出す例の女の部屋が、
対立候補、斎（いつき）開花が借りている物件だという奇妙な状況へ遭遇し……。
与党と野党の支持基盤の代表３人が、ゴルフコンペに参加。
その泊った部屋にあらわれて一夜をともにした女性――平松を善は事情聴取。
だが、平松は正体が要として知れない。かつ、奇妙な態度をしめす。
自供と引き換えに善へ反対に質問する始末。
まあ、野崎まどっぽくなってきたよな。
平松の問う多様性／価値観の話は、表面的にみれば寛容と受容の精神へ富む。
もちろん事実であるが、すべての多様性と価値観を認め合えば「どうなるのか？」
そこには人間のモラルの違反や、タブーの行動へ関る“衝突”が発生する。
そうなったら社会は混乱して崩壊する。
最後の展開をみるに検察と与党はズブズブなのかな？

■2019／10／15／Tuesday
　一部をのぞき上司・同僚・知人に被害なし。
　とはいえ深刻ではないけど実家が軽微な損傷にあったと話す人もちらほら。
　基本、台風通過が休日だったために、出勤等々に問題はなかった。けど、
　武蔵小杉の惨状なんかをニュースで見る限り、都内でも被害の度合はまちまちだ。

■2019／10／16／Wednesday
　今週の週末も雨か。10月の週末は本当に天気わるいな。

『旗揚！けものみち』 第３話　「家出少女×襲撃者」
http://hataage-kemonomichi.com/
ひろゆきの“おいしそうな”イロとツヤ。
オーク（キング）を討伐（？）。報酬で住む家と厩舎を入手した源蔵たち。
だが異世界ペットショップの開業資金はまだまだ必要。
そんなときに源蔵は行き倒れのドラゴンハーフの少女リンダブレアを救う。
一方、街中では不審者が冒険者たちを襲撃する事件が発生し……。
２話の時点で“ちらほら”登場していたリンダブレア ＝ 花子が登場。
てか、この作品、魔王ってちゃんと存在していて「四侯」とかちゃんと設定あるのね。
花子はドラゴンハーフではなく、正真正銘のドラゴン。
ドラゴンは「四侯」の一画。シグレはドラゴンの匂いに驚くが、
この花子、害意はなくて基本的にアホの子や。
作品としてはシリアスになりようがないが、
花子の従者のカーミラもアホの子でいいコンビなのか。
世界中のグルメを堪能したいという花子が出会った運命の人（犬）。
ひろゆきのために異世界ペットショップの従業員になる彼女。
カーミラはどうすんだろ？

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでられません〜』 第２話　「生活改善と石板」
http://booklove-anime.jp/
本来こういうのが“本当”の異世界物だよなあ。
エーレンフェストの少女マインとして異世界へと転生した本須麗乃（もとすうらの）。
だが、この世界の本は大変高価でマインには手が出せない。
マインは「なら自分で本を作る！」と志高く決意をするが、
エーレンフェストでの日々はどんどんすぎていき……。
見た感じ、この世界には入浴習慣がないし、
必然シャンプーなどなどのトイレタリーも発展してない。
「髪を洗う！」「すぐに洗いたい！」の女子願望で「簡易チャンリンシャン」
を作る彼女。なるほど、洗髪効果は抜群だ！
このあとマインたちの髪に露骨なライティングがはいる演出あり。
今回は世界の掘り下げ。
近所に住む男子――ルッツ、ラルフの紹介や、豚を絞め、
ソーセジを作り、冬支度などの季節の移り変わりで展開。
マインは石板（黒板）を手に入れ、ようやく文字にふれるけれども、
パピルス制作は彼女個人だけではムリそうだな。

『BEASTARS』 第２話　「学園の心臓部は庭園にあり」
https://www.bst-anime.com/
エッッッッッッッッ。
突然、肉食獣の“本能”が開花。目の前の草食獣（ハル）を「たべたい」
と彼女の腕へ爪を立てるレゴシ。
その衝動は突然途切れ、レゴシは寄宿舎で目を覚まし……。
レゴシの本能を覚醒するきっかけになった深夜の演劇の練習でルイは負傷。
その負傷を隠し無理を通す。それもこれも「ビースター」をめざすため。
その秘密を中心に展開。作品タイトルでもある、
くだんの「青獣ビースター」の解説。「肉食の禁止」「学園の様子」
など世界と設定を説明していく。
ただ、物語の大きな動きはなくて引きは弱いな。
いや、ハル先輩の「しょうがないなあ」の脱衣。
「草食獣だけれど肉食獣とスルのは“はじめて”」の最後の展開は衝撃だが――。
ここまであくまで原作どおりですが、
これだと初見の吸引はむずかしいかも。
今後、わりかし平坦な話が続く原作ですしね。まあ３話まで。