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2019年10月10日10:13

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神戸方式とティーチャーカースト

私だって教育現場が金八先生のような世界だとはハナから思っていないが、神戸で発覚した教諭間のトラブルには唖然とした。4人のリーダー的な教師が20代の若い教師に対し、ボケ・カスなどの暴言を吐く、コピー用紙の芯で尻を叩く、足を踏みつける、羽交い締めにして激辛カレーを無理やり食べさせる、目や唇に激辛カレーを塗りたくる、酒を無理やり飲ませる、男性教諭の車の上に乗る・蹴る、LINEで女性教諭に性的なメッセージを送らせるなど、もうやりたい放題。これはいじめではなく、立派な犯罪だ。

でも、もっとびっくりしたのは元校長も現校長もその事実を知りながら、この教諭グループの行為を黙認していたこと。その背景にあるのが神戸方式というルールだ。校長がお気に入りの教諭を自分の学校に引っ張ることができる制度で、特権的な立場の教諭はますます図に乗るし、校長も自分の出世を考えると事を荒立てたくない。この話は教育委員会にも届いていたのだが、学校が無事に解決と報告したことから、放置されたという。信じられないチェック体制だ。

神戸方式の話を聞いて思い出したのは、私自身の中学時代の学級追放である。もう何度もブログに書いてきたので繰り返したくないが、担任にとって都合のいい班長6人が選出され、その6人によって班員を決めるもの。最初は「あの人は優秀だからうちの班にほしい」から始まって、最後はボロ・カスになる。子ども同士にそういう評価をさせるやり方が許せなかった私は議長に立候補し、くじ引きで班員を決めた。すると即リコールされ、学級追放に。これは2週間クラスメートは口を利いてはいけないという信じられないルール。担任はそれを黙って見ているのだ。私は校長に抗議文を出し、最後は当時、教育委員会の学校教育課長だった親父をぶん殴るところまで発展した。私にとっては忘れられない苦い思い出だ。教育界はそういうおかしな風土をどこかで引きずっている。

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