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2019年09月07日11:07

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「図書館の神様」を読んで

高校時代の部活でのトラウマから、いい加減で投げやりな生活を送るようになった高校の女性講師が、文芸部の顧問となり、唯一の部員である高校生、同僚講師、不倫相手、自分の弟との関わりを通して再生していく物語。

キノベスで取り上げらた本で、題名も興味深かったので手にした本。

題名からして、いろいろな本に関わる逸話とかが出てくるのかと思ったが、主役である高校講師は本にはほとんど興味は無し。唯一の文芸部員から、何とか川端康成、夏目漱石の話は出てきたが。

淡々と物語が展開していく中で、高校講師と唯一の文芸部員、高校講師と彼女の弟との会話が、話が噛み合うようで噛み合わないのが面白かった。

瀬尾まいこ氏の小説を読んだのは初めてだけれど、また読んでみようかな。

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