会社勤めの青年とブログを通して知り合った聴覚障害を持つ女性とのラブストーリー。
題名を見て本を手に取った本。ラブストーリーとは思わなかった。
この本を通して、聴覚障害者の気持ちが少しだろうけれど分かったような気がした。この本の中で気になった言葉は、
「ハンデなんか気にするなっていえるのは、ハンデがない人なんです」
「無意味に見えるのは自分の立場で見るからで、それが必要な人がいるということを突き詰めて考えたことがあったのか」
有川浩氏の「明日の子供たち」もそうだけれど、私に新たな知識を与えてくれる。これはプラスの知識では無く、私のマイナスの部分を埋めてくれる知識だと思う。知らないことによるマイナスを補ってくれる知識。
楽しく読み進めた物語だけれど、主人公の20代青年への感情移入は出来なかったな。私も精神的にも年をとったってことかな。。
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