夏休み6日目となる木曜。
今日は、最初は、シネマリンで映画
「ひろしま」
を観に行こうか、と思っていたのだけど……結局、断念。
午前中、部屋で過ごし、午後、映画を観に行く。映画はシネマジャック&ベティで、
「アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場」
これは、フィンランドの継続戦争を描いた小説「無名戦士」を映画化したもの。フィンランド映画史上最高動員を記録した戦争アクションで、火薬の使用量もフィンランド史上最大だとか……
1939年冬に始まったソ連によるフィンランドへの侵略“冬戦争”により、フィンランドはカレリア地方をソ連に割譲する事になった。
1941年にドイツがソ連へ侵攻したのに呼応して、フィンランドはソ連との戦争を再開。“冬戦争”に続く“継続戦争”だ。
ロッカは、開戦と共に招集されたベテラン。彼は、カレリア地方で家族と農業を営んでいたが、その土地をソ連に奪われ、領土を取り戻し元の畑を耕したいと願っている。
部隊は、功を焦る若手将校が率いていた。一方、ロッカは死なない事だけを考え、時に命令にも従わない姿勢は、上官から非難されるが、冬戦争を経験したベテランとして兵士からは信頼されていた……
これは、日本には馴染みのない継続戦争を描くもの。映画は、全体を俯瞰せず、あくまで前線に立つ兵士ひとりひとり視線に近い処から戦争を描きます。
さすがにハリウッド映画のような訳には行きませんが、フィンランド映画史上最大と言う火薬量にモノを言わせ、実際の爆発により、木々を倒すなどした描写は迫力あり。苛烈な描写と相まって戦争アクションとしては見応えあります。
また、戦争とは決して戦闘ばかりが続くのではなく、土地を奪われ、そして奪い返す、と言う中で何が起きるのかを描いているのも好印象――ただ、奪還したカレリアの首都に残されたソ連人女教師と、気のいい兵士の恋のエピソードはちょっと判りづらかったな、とも思いました。
しかし、日本でも武力で北方領土を奪還しようなどと口走る人が出るけれど、ソ連相手にそれをやるのがどう言う意味を持つのか、と言うのは考えさせられる。
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