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2019年08月08日12:44

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TVを見ない暮らし

先週の土曜日の夕方、落雷がありました。
私の住居から10mほどの距離の電柱に落雷して、
屋内でもバシッという鋭い音と同時に、停電になりました。

中部電力の技術者たちの夜を徹する作業で、私の住居や周辺の殆んどは
電気が復旧いたしました。けれど、隣の修方さん宅は回復しませんでした。
家の玄関までの電気が通じている事を確認して、作業員は戻られました。

翌朝は日曜でしたが、役場の担当者に手配していただき、電気工事作業員が
2名来られて手際よく修理されました。天井裏の、年月を経た部品が焼け焦げ、
コードも熔けていたそうで、火事にならなかったのが不思議な状況でした。

大切な書物や資料が無事で本当に有り難いことでした。もし、発火すれば、
裏の竹藪や山林、近隣住宅にまで延焼して大変な事態になっていたでしょう。
当日、自宅の宴会で酩酊していた人達も居られたそうで、危ない所でした。

しっかりした居住環境やセキュリティ管理に気配りされている場合でさえも、
何が起こるか分かりません。入居当初から雨漏りや隙間のある古い家屋ながら、
聖号や咒、鎮心経などに親しむ暮らしで、格別のご加護があったと感じます。

長年働いている冷蔵庫や洗濯機も無事で、また懸命に頑張ってくれています。
ただ、落雷の影響から回復できなかったのは、TVとDVDの機械たちです。
外見では問題無さそうなのに電源も入らなくなり、リサイクルされました。

私の住まいには最初からTVもなくて、すぐ隣の修方さん宅で、ニュースや
気象情報、科学番組や健康関係の番組などを見せてもらっていたのですけれど、
もう二人とも、次の段階に向かって更に精進すべき時期が来たのだと思います。

確かに、うかうかと過ごせる時間は、この地球の誰にも無いかもしれません。
24時間電磁波の飛び交う中で、大切な物事が阻害され続ける現状でしょう。
「ボーっと生きてんじゃねえよ!」と怒鳴るTV番組を見たことがあります。

長年TVを見る暮らしをしてきて、楽しい事も、有益な事もありましたが、
TVを見ないと自由時間が増えて嬉しいです。また、日常の色々な事柄が
味わい深くなる気さえ致します。受信料の件も考えなくて良いですしね。

必要な情報はインターネットでも得られますし、手回し充電のラジオ等も
緊急時に重宝するかもしれません。そして私の場合、絶対に必要な情報は、
道のお蔭で、必ず誰かから何らかの形で伝達されるようになっております。

というような事をPCで書いているだけでも、少し疲れてまいりました。
身体の反応行動のように習慣的に心坐をしませんと、苦行になりそうです。
できるだけ静かでシンプルな暮らしこそ、確かに心身にとって健康的です。

電化製品の完全排除は困難でしょうが、必要性を見直す事は有意義なはず。
読者の皆様も、もし、ご愛用の機器が壊れたような時には、この話を
思い出されて、一つの参考にして頂ければと存じます。

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