2019夏のお名残乗車(新潟市観光循環バスの改廃区間)

明日25日、新潟市観光循環バス(運行は新潟交通)のダイヤ改正が実施されます。
これまでの両回りによる運行から、改正後は白山公園先回り(時計回り)のみの片回り運行に集約され、反時計回りにあたる朱鷺メッセ先回りは廃止されます。
また、経路変更があわせ実施されることに伴い、改廃区間も発生します。
https://www.city.niigata.lg.jp/kanko/kanko/kankobus/kanko20190705.html


ということで、本日24日に改廃区間の惜別乗車を決行しました。
新潟駅前17:10発の朱鷺メッセ先回り最終便に乗車します。


廃止バス停のひとつ、朱鷺メッセ。
万代島ビル入口前のロータリー内に設置されており、ここに乗り入れるのは観光循環バスだけ。国道350号線上の同名バス停には引き続き佐渡汽船線が停車します。


柳都大橋を渡ります。
明日以降、進行左側から萬代橋の全景を眺められるバス路線は、平日朝1本の佐渡汽船線(県庁系統)のみとなります。


信濃川の左岸に出たところで、白山公園先回りの｢犬夜叉号｣とスライド。


歴史博物館前→北前船の歴史館前。
経路変更の対象となる区間で、その大半は重複路線がなく完全廃止となります。
早川堀通りも完全廃止に。


曙マンション前のT字路を右折し、すぐY字路を左へ。
ここから先も完全廃止となる区間で、次のT字路を左折し上大川前通りへ。
廃止バス停となる北前船の歴史館前に停車します。



次の信号を右折し五菜堀通りに入り、経路変更区間は一旦ここまで。
五菜堀バス停(東堀通線が停車)の脇に、明日の改正で新設される旧小澤家住宅入口バス停がお目見えしています。

西堀通りを進み、西堀広小路交差点を右折します。
この先も経路変更に伴う、重複路線のない完全廃止区間。
法務合同庁舎手前の十字路を左折し、廃止バス停の新潟市美術館入口を通過。



次の信号までは、2015年9月4日限りで廃止された美術館線の経路。


信号を右折し、改正後も残る北方文化博物館新潟分館前(入口)を通過。
次の信号を左折し、T字路に突き当たるこの道路もまた完全廃止区間です。
朱鷺メッセ先回りのみが通行。
以上が主な改廃区間です。


新潟駅前に到着。
車両は、新潟200か269(三菱ふそうエアロミディMJ･KK-MJ27HF)でした。




利用状況。
完乗は3人ですが、うち女性2人組は観光での周遊らしき様子。
｢同業者｣の惜別乗車は見られませんでした。
ほか、生活目的での利用もみられたほか、重複路線の多い礎町では勤め帰りの利用も目立ちました。

新潟駅前　+4
朱鷺メッセ　-1 +1
歴史博物館前 +1
北前船の時代館前　-1
西大畑坂上　-1
水族館前　+5
礎町　+7
万代シテイ　+6(車内の乗客数21人)
新潟駅前　-21
＊乗降のあったバス停のみ記載。

道中、運転士さんは沿線の観光案内に加え｢この便をもちまして廃止｣｢明日からコースが大幅に変更｣などとしきりに肉声でアナウンスしておりました。

明日からの新ダイヤでの見どころは、やはり古町花街入口バス停の新設でしょう。
2015年9月に廃止された古町通八番町バス停の、事実上の復活です。

最後に、22日に撮影した早川堀通りでの走行シーンも。