普段は興味を示さない時代劇だが、やたら評判がいいので見に行ってきました。
幼馴染のグループ、将来を嘱望された3人だが、ちょっとした誤解から、幼馴染を2人切ってしまう。
自責の念にかられた磐音は浪人となり江戸にたどり着きうなぎ屋で働くが貧乏は続き、紹介された両替屋で用心棒家業に就く。
「孤狼の血」では私の中では酷評の対象であった松坂桃李だったが、より難しい時代劇でありながら主役足る存在感を放っていて見事だった。
今思えば「孤狼の血」でじゃ役所広司に食われていたな。
物語も善悪がしっかりしていて分かりやすく、比較的静かな殺陣、時代劇の基本のような作品でした。
時代劇映画では派手な殺陣で血がドバッっと噴き出す物が多いが、こういうのもいいね。
それにしても日本髪で着物を着た日本女性ってのは美しいのを再確認。
女優だからきれいなのは当たり前かもしれないが、木村文乃、芳根京子、川村ゆきえ、中村ゆりといずれも別嬪さんだったわ。
CGの発達で映像が速くなっって目が追いつかないほどのアクションが多い、今の映画作品だが、こういう静かなものも見てみるのも新鮮だった。
知らなくて、映像で「おやっ」っと思い、エンドロールで確信したが、大分県杵築市の全面協力だった。
この地は私の父母の出身地で育ったところ。
幼い頃から夏休みなんかで行った馴染みの深い景色も多く、私には特に感慨深かった。
その分、★ひとつ上がりました。
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