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2019年05月31日19:08

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新潟交通佐渡の路線バスたち 2019初夏(最近の移籍車とダイヤの近況)

29日、ふと思い立って佐渡市を訪れました。
昨年5月7日以来、1年ぶりの訪問です。
往路は新潟9:20発→両津11:50着、復路は両津19:30発→新潟22:00着で、いずれも佐渡汽船のカーフェリー「ときわ丸」での乗船です。

(ちなみに前回訪問時の日記はコチラ↓)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1966486777&owner_id=23509930

新潟交通佐渡では、新潟交通グループ以外のバス事業者を退役した中古車両による入替・更新が進められています。前回の訪問以降、路線バス(一般乗合)車両では新たに6車種・8台が戦列に加わりました(データはみょうでんさんのwebサイト「Club-SHINKO」より引用)。
滞在時間およそ7時間半の間に、果たして全車種を撮影できるでしょうか。

先週末からの記録的な高温傾向は、前夜から当日未明にかけての雨でひと段落。
最高気温も両津21.3℃、相川20.2℃と大変過ごしやすかったです。
ただ、紫外線が非常に強いのと、風がやや強かったのが厄介でしたが。


まずは両津港佐渡汽船で撮影した車両から。
新潟200か1003(三菱エアロスター・KL-MP37JM[ノンステップ]、元・宇部市交通局)
2015年に再デビューした車両ですが、直近の佐渡入りでは撮影のチャンスに恵まれず未撮影。ようやく仕留めることができました。2002年式で本社営業所所属。
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移籍前は、新山口線の特急便(宇部新川駅〜山口宇部道路〜新山口駅)に活躍していたとか。
リクライニングつきのハイバックシートを搭載しているそうで、観光客の利用も多い所要1時間以上の長距離路線ではたいへん重宝されているのではないかと思います。
滞在時間にもっと余裕があれば、乗車も体験したかったのですが。


新潟200か1193(三菱エアロスター・KL-MP37JM[ノンステップ]、元・横浜市交通局)
こちらは昨夏に再登録された車両で、2003年式。本社営業所所属。
前事業者での除籍前は本牧管内で活躍していたようです。
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新潟200か1217(日産ディーゼルKC-RM211GSN、元・西武バス→西武観光バス)
こちらは昨秋に佐渡入りした車両で、1998年式。
西武バス時代は所沢管内で、西武観光バスに転じてからは秩父管内でそれぞれ活躍。
現在は両津営業所に在籍しており、この日は外海府線に就いておりました。
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このあと、佐和田バスステーションに転戦します。
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新潟200か1179(三菱エアロスター・KL-MP35JM[ワンステップ]、元・京阪バス)
昨年6月に再登録された車両で、2001年式。
前事業者での除籍直前は枚方管内で活躍していたようです。
側面のLED式行先表示器の取付位置が、新潟交通本体に移籍した元・京阪エアロスターと異なっているのが話題になりましたよね。
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新潟200か1201(三菱エアロスター・KL-MP35JM[ワンステップ]、元・神奈川中央交通)
昨秋に再登録された車両で、2003年式。
前事業者での除籍直前は戸塚管内で活躍していたようです。
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新潟200か1188(三菱エアロスター・KC-MP747K[ノンステップ]、元・日本中央バス)
画像左側の車両で、昨夏に再登録されました。1999年式。
バスステーションに隣接する本社営業所でお休み中のようで、この日はもう出番がなかったようです。定期運用での就役中を狙うのは次回の宿題となりました。
(営業所敷地外、歩道上より撮影)
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さて、今回は新潟200か1226・1227(三菱エアロノーステップミディ・KK-MJ26HF改、元・京都市交通局)を仕留めることができず、こちらも次回の宿題となりました。
このうち、1227は仕留めるチャンスが何度もあったのですが…。

同車は、きらりうむ佐渡15:10発→佐和田バスステーション16:06着の七浦海岸線【6S】に就役しており、佐和田バスステーション15:01発の相川ゆき本線【1A】に飛び乗って終点まで行けば、相川市街を一巡してから相川に立ち寄る(15:28発)同車を迎撃できました。しかし、南線や赤泊線での運用が気になり、15:01発の乗車をパス。結局、次便の16:02発に乗車したら見事にスライド。

さらに、相川17:18発の監督署前ゆき本線【1R】から本社営業所の様子を覗いてみると(佐和田バスステーションは17:38通過)、1227とみられる車両が給油中の様子。
先程の七浦海岸線で佐和田バスステーションに戻った後、同ステーション16:17発→17:31着の国仲・金丸線【13S】に就役していた可能性が極めて高いです。
これも相川16:43発の本線前便で佐和田バスステーションに向かえば、同ステーションに到着する国仲・金丸線を狙えたわけですが、河原田本町16:27発→相川17:09着の七浦海岸線【6A】で1227が折り返すと読んでパス。その読みは見事に外れました。
判断ミスを繰り返し、痛恨のエラーとなったわけです。

もう1台の1226は目にすることができませんが、最も怪しい運用なのがきらりうむ佐渡15:30発の岩谷口ゆき海府線【9I】。これも佐和田バスステーション15:01発の相川ゆき本線で十分狙えたので、結果的に1回目の判断ミスが大きく響くことに。
捕捉失敗のダメージは非常に大きかったです。


話題を変え、4月1日に実施された新潟交通佐渡のダイヤ改正から。
改正にあわせ、相川地区ではバス停の名称変更が実施され、「相川」は「きらりうむ佐渡」に、「佐渡市相川支所」は「相川」にそれぞれ改称されました。
このうち、きらりうむ佐渡は同月20日にオープンした佐渡金銀山の情報発信拠点施設。
バス停は施設を挟んで海側と山側の2箇所に分かれ、施設内にはそれまで相川支所内にあった新潟交通佐渡の相川観光案内所が移転しました。
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東海岸線では、朝夕1往復に限り両津〜多田〜赤泊埠頭前系統が新設され、両泊航路廃止に伴う赤泊地区から本土への代替アクセスとしての任を担うことになりました。
このうち両津発(中等教育学校前18:38発)の赤泊埠頭前ゆきは、もともと多田までの便を延長させたもので、多田以遠への乗客がいる場合に限って赤泊埠頭前まで運行されます。
この日は、新潟200か796(三菱エアロミディMK・KK-MK23HH、元・今井タクシー)が就役。LED式行先表示器には赤泊埠頭の文字がしっかり記されています。
なお、系統番号のうち行先を示すアルファベットは、多田(おおた)の「O」が引き続き使われているため、赤泊埠頭前ゆきの系統番号は【3O】となります。
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