火曜は、
「ダンボ」
を観ました。
これは、ディズニー・アニメ「ダンボ」をティム・バートン監督が実写化したもの。
サーカスに誕生した、大きすぎる耳を持つ子象ダンボは観客の笑いものに。しかし、その耳で飛べることが広まると、一躍人気者となり、やがて、エンターテイメント界の大物が運営する遊園地「ドリームランド」の目玉として招かれるのだが……
アニメ「ダンボ」は太平洋戦争中の製作で、前作「ファンタジア」不振の反省から、尺も短く、物語も子供向けでしたが、ティム・バートンの手による本作は、むしろアニメ版のエンディングからが本番、と言う趣。
「ダンボ」ってこんな話だっけ?となるのは確実です。
ダンボはオールCGですが、本物の象と並んでも違和感のない仕上がりはさすが。ただ、リアルに描けば描くほど、耳で跳ぶ描写にムリを感じてしまいます。
あと、“ピンクの象の行進”には、こう来るか!と思わされたと共に、ティム・バートンならではのリスペクトを感じました。
また、フリークスへの偏見と迫害など、ティム・バートンらしさも随所に見られますし、物語上の悪役を、明らかにディズニーランドをイメージさせる遊園地「ドリームランド」とする(作中で「不可能が可能となる場所」と言うのは「夢がかなう場所」を明らかに意識したセリフ)辺り、外連味もたっぷり。
ティム・バートン映画の常連、エヴァ・グリーンが悪女風に登場するも、徐々にヒロインとなって行くのも意外でしたが……やはり、ディズニー、“脱ぎ魔”のエヴァと言えどもふくらはぎまでしか見せません。
ただ、この映画、出来はいまいち。
ディズニーらしくもなくミュージカルシーンを廃した前半はもたつきますし、中盤からは怒濤の展開を見せるものの、今度は筋運びが粗い……ティム・バートンも耄碌したか、と思ってしまう映画でした。
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