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2019年03月10日09:18

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2019.3.16新潟交通ダイヤ改正を眺める(空港リムジン)&見附・柏崎のバス動向

16日実施の新潟交通バスダイヤ改正で、未だ触れていなかったのが新潟駅南口〜新潟空港の「エアポートリムジン」。他SNS等でもバスによる空港アクセスは議論の的となっていますが、新ダイヤを眺めてみると、実は大きな動きがみられるようで…。

※新潟駅南口〜新潟空港リムジンバス
往路33本・復路32本

運行本数に変更はないものの、復路の新潟空港9:50発が削減され、代わって同13:10発が新設されます。関西11:25発→新潟12:30着のPeach143便からの乗り換え客による混雑緩和を図っての新設と思われます。

Peach143便からの乗り換えにあたっては、今のところ同12:50発の新潟駅南口ゆきリムジンバスで対応しています。しかし利用者が非常に多く、繁忙期(年末年始等)には臨時便が設定されるほど。次発の同13:15(土休日は13:10)発、新潟駅ゆき空港線各停【E22】にも乗り換え客が流れ、途中バス停からの乗車も加わり立ち客多数となる場合が珍しくありません。今回の新設ダイヤは、こうした現状に対応したものとみられます。果たして目論見通りに乗り換え客をさばききれるか、注目です。

ちなみに、【E22】では今回の改正により、土休日ダイヤの新潟空港13:10発を10分繰り上げ、13:00発として運行されます。
(画像は【E22】の上記該当ダイヤ。2月3日撮影)
フォト




話題は変わって、見附市の「見附市コミュニティバス」(越後交通に運行委託)と、越後交通の柏崎市内路線において、新年度の運行計画案が明らかになっています。

まず見附市コミュニティバスでは、4月1日にダイヤ改正が実施される予定です。
これは2月25日開催の見附市地域公共交通活性化協議会(本年度第2回)の場で明らかにされたもので、原案通り承認されています。
http://www.city.mitsuke.niigata.jp/17563.htm

改正では、現在3系統に大別されるルートが再編されることになりました。
運行ルートと路線名を整理し、利用者にわかりやすいダイヤとして再編することが狙いで、改正後は以下の本数となります。

平日往路30本・復路31本(いずれも±0) 日祝往路28本(-2)・復路29本(-2)
A直行便:平日往路10本(+4)・復路12本(+1) 日祝往路9本(+3)・復路11本(±0)
A駅〜今町:往路0本(-1)
B通常便:平日往路14本(-1)・復路16本(+6) 日祝往路13本(-2)・復路15本(+1)
B車庫〜駅:0往復(-1往復)
B駅〜今町:復路0本(-1)
B2通常便:往路6本(±0)・復路3本(-5)
A&B(駅で切替):往路0本(-1)
*往路は車庫→今町方面、復路は今町→車庫方面
*Bのうち復路1本は、中之島回転場始発
*A&Bは車庫〜駅をA、駅〜今町をBとして運行

現在のB短縮便は、再編によりB通常便と改称されます。
そして現在のC通常便も、あわせてB2通常便(名木野経由)と改称されます。

A直行便とB通常便は、上新田南〜道の駅パティオにいがたの間のルートが入れ替わります。
現在は今町市街地を一巡するルートのA直行便は、上新田町経由に。
逆に上新田町経由のB通常便は、今町市街地を一巡するルートとなります。
これにより、緑町〜道の駅パティオにいがたの間はB通常便・B2通常便とも同一コースに統一されます。
また、見附駅前を起終点とする区間便や、見附駅でルートが切り替わる変則便は全て廃止され、基本3系統に集約されます。

あわせて、日曜・祝日に限り利用者の少ない2往復が削減されます。
対象となるのは往路がコミュニティバス車庫6:10発A直行便と 19:10発B通常便、復路が道の駅パティオにいがた6:41発A直行便と20:17発B通常便(いずれも改正後の時刻)。

B通常便では、経路変更もあわせて実施され、新設区間での運行が開始されます。
メディカルパークへの立ち寄り区間をさらに北上させ、ウエルネスタウンまで延伸。
新設のウエルネスタウンバス停での折り返しとなり、現在のメディカルパークバス停はメディカルパーク東に改称されます。
また、今町5丁目地内の立ち寄り区間も変更となり、今町5丁目〜今町6丁目の間は新設区間での運行に切り替わります。この間に今町5丁目北バス停が新設されます。

このほか、来年度の事業・予算案も承認されました。
中でも注目は、10月からの1台増車。
ダイヤ縮小で余剰となる越後交通の小型ノンステップバス車両(日野ポンチョと同サイズ)1台を調達し、7台体制の運行に拡充。同時に実施予定のダイヤ改正で、夕方以降の時間帯に増強を図る方針です。
議事録によると、このほどコミュニティバス専属運転士として求人募集を行った結果、1人が内定したとのこと。あわせて既存車両の活用で購入経費が大幅に削減できることも増車の決め手になったようです。
また、バス停サインの更新や健幸ベンチの増設も予定されています。



越後交通では、4月1日改正にあわせ柏崎営業所管内の一部路線で経路変更が実施される予定です。2月19日開催の柏崎市地域公共交通活性化協議会の場で計画案が審議・承認されています。
http://www.city.kashiwazaki.lg.jp/kikaku/machi/kotsu/sesaku/documents/30kyogikai5.pdf

経路変更の対象となるのは以下の3路線6系統です。
・柏崎駅前〜鯨波〜川内〜谷根線(全4系統)
・柏崎駅南口〜赤坂山公園〜柏崎駅前線
・柏崎駅前〜米山台福祉センター線

中心市街地にあたる駅前2丁目〜西本町1丁目の間(県道32号線〜国道352号線)を、駅前通交差点・東本町1丁目・商工会議所前経由(県道32号線〜県道522号線〜県道151号線〜国道352号線)に改めます。

会議資料によると、変更理由として挙げられたのが「買物等が容易にできる環境を整え、利便性を改善するため」。昨年8月にイトーヨーカドー丸大柏崎店(最寄りバス停は駅前2丁目)が閉店して以降、沿線利用者の買い物が困難になっていることが背景にあるようです。沿線地域からも、商業施設を通る経路への変更要望があったとのこと。東本町1丁目は柏崎ショッピングセンター・フォンジェや中心商店街の最寄りバス停であることから、同バス停を経由することで買い物利用での利便性改善を図ったようです。

会議では市営バス「にしやま号」や高柳町・鵜川地区新交通の経路・時刻変更(4月改正)が審議・承認されたほか、既に報道されている高齢者割引回数券(65歳以上を対象)の利用可能区間拡大についても承認されています。現在、市街地循環バス「かざぐるま」「ひまわり」に限り利用可能となっているのを、越後交通一般路線の柏崎市域内全線に拡大するもので、10月1日からの実施予定となります。

*2019.3.11 見附市コミュニティバスに関する記述で内容を一部修正・加筆
*2019.3.17 新潟空港リムジンバスに関する記述で内容を補足
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