民教協スペシャル「想画と綴り方」

番組の紹介はこちら https://www.tvguide.or.jp/column/kimagure/20190207_01.html
戦前、山形で子供への教育として生活のあり様を描いた想画と生活綴り方の教育が戦争によって共産主義的とみなされ、関係者は逮捕されたり、教職を追われたりという秘めた歴史を負ったドキュメンタリー

非常に面白かった。

私が小学校だった時に、図書館にとても古い本で綴方教室というのがあって、何気に読んだら子供の作文ばかり、しかし、時代と地域を超えているので、まるで外国の出来事を読むような不思議な感覚を覚えたのを記憶している。
もう少しあとの「山びこ学校」ってのもあったな

とても豊かな教育方法だと思うのだが、戦局の悪化に伴い、このような運動が治安維持法に引っかかってしまうというのがなんともはや。しかしこの時代のことは笑えない。空気を読むとか忖度とか、正しい統計ではないとか、今も昔と変わらずきな臭いものは漂っている。