自分が生まれる前の映画だ。
WOWOWで放送していたので観た
驚いたのが、映像の美しさ。白黒なんだけどね。とくに電車の中で手話で語り合うシーンは屈指の名シーンではなかろうか。
当時としては聾唖者夫婦役が手話で語り合うところを字幕で説明するというのは画期的だったらしい。実際に聾唖者が出演するドラマ 「デフ ヴォイス」に至るまで60年。
戦後を生き抜く聾唖者夫婦の物語だが、差別や障害に伴う様々な苦難を乗り越えて生きる様はすがすがしく美しい。聖書を引用して例える評論や感想が多いのも頷ける。
これは当時、十分海外に通用したと思うのだけど。海外には配給しなかったか。
実に勿体ない。
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