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2019年01月28日23:58

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ヒビノキ605（１月20日～１月26日までの１週間／週後半）

2018年１月20日～2019年１月26日までの１週間分の日記です。
この日記は先週の木曜日～土曜日までの週後半の日記です。

■2019／１／24／Thursday
　週末ほんとに雪振るのかな？
　だとするなら予定かんがえんと。

■2019／１／25／Friday
　平成30年と平成31年の記述を間違う時期。

『ブギーポップは笑わない』第５話　「VSイマジネーター 2 」
http://boogiepop-anime.com/
やっぱりVSイマジネーターのほうがわかりやすい。
霧間　凪の腹違いの弟の谷口正樹は、
自身と同じ中学女子の織機　綺（おりはたあや）を暴漢から救って恋人同士に。
だが２人の関係をもう一人の恋敵がうらやみ……。
「おまえかよ！」って展開。
正樹 × 綺 × 慎二郎の三角関係は、男子をめぐる女子２人の争奪ではなく、
男子とめぐる女子と男子の争奪。まあ当時は斬新でしたね。
慎二郎は悪い噂が立つ綺の素行を調査しようとストーカーしているところを、
スプーキーＥと遭遇。「ブギーポップは笑わない」で用語だけ登場した、
「統和機構」の「端末」となって洗脳されてしまう。
男女３人の三角関係に前回登場した飛鳥井仁が関り、
作中で組織の中心を担う「統和機構」と「合成人間」「ブギーポップ」
が物語へ浮上する。最初の一文のとおり、
やっぱりVSイマジネーターのほうがわかりやすいですね。
時系列的に過去や未来へは飛ばす、前へ前へ物語が進行するので。

■2018／１／26／Saturday
午後から王子神谷でTRPGのセッション――。

『獸ノ森』のGMをさせてもらいました。

http://www.bouken.jp/pd/itw/

参加したメンバーはお疲れ様でした。

なお、以下の内容はルールブック付属のシナリオ「山越えノ旅路」の、
完全ではない一部ネタバレをふくみます。十分注意してください。

例会が終了したあと、財布さがしに付き合ってもらい、
ありがとうございます＆ご迷惑をおかけしました。
交番にとどけてもらっていてなりよりでしたが、
交番のまえで本当にみんな待たなくてよかったのに。
さむかったしね。
ともあれ注意していないとダメだね。今後きをつけます。

●登場キャラクター（50音順）

▼PC①　小野修一（本名）／凸凹（仮名）　貌力／忿怒：怪力
親族を魔石で消滅させてしまうために、その行方不明の親族を探す人物。凸凹の泥目（でいがん）の仮面とは裏腹に、怪力で岩壁を叩き潰す能力の持ち主。言動が物騒。

▼PC②　染村英雄（本名）／緑青（仮名）　貌力／欲望：渇望
双子の兄妹の財産と恋人を乗っ取り以後その人生を模倣する富豪。だが一切みたされない。青く錆を吹く鬼の仮面を被り、的確・辛辣な評価で相手の精神を削る。

▼PC③　橋本芽衣（本名）／ユニコーン（仮名）　貌力／後悔：過去視
IT土方のすえに体を壊し入院。退職し環境活動へと目覚めた、ヤバメのコースをたどる女子。仮面は赤い一角獣を模す。目標を適切に観察・把握し弱点を探す。

●プレイの内容

（１）
“仮面”。*1 その奇妙な品は「日常界」と違う「異世界」の<森>へPCを誘う。*2
仮面はPCに“貌力” *3 なる超常の能力をもたらす。同時に仮面は、
ある呪いも「もたらす」。その呪いは愛情と依存。*4
つまらない現実世界よりよほど“自由”でうつくしい<森>への傾倒は、
PCをやがて森を徘徊する“獣”*5 へと変える。依頼の主は“獣”への変化を恐怖する、
同様の仮面使いの護衛業であった。彼を守り山越えの道を進む危険な――。
仮面を持つ者が寄り合う拠点。“獣”が絶対侵入できない安全領域“守り木”。*6
その一本“渦巻く枝の木”に所属する黒角 *7 は獣憑き *8 が進行している。
状態を悪化させないため、黒角は危険回避にPCを雇う。目的は彼の持つ“魔石”、*8
「再生の魔石」を別の守り木“青き炎の木”へ運び込む理由であった。

（２）
“渦巻く枝の木”の世話人、仮面使いヌルハチ *10 は、“獣”との戦闘で腕を失う、
“青き炎の木”に身を置く硝子蜘蛛 *11 の容態を心配していた。ヌルハチは、
「再生の魔石」を黒角が持つと知って、それをゆずるように説得。
同意した黒角だったが、自身の獣憑きの進行は怖い。２人はそこでPCを雇う。
凸凹のPLが、現実世界で硝子蜘蛛に魔石を届け、<森>で彼女が魔石を、
使用すればよいのではないか？　とアイデアをだすが、まさしく「その通りだ」。*12
この部分はシナリオの巨大な欠陥でGMは予防線と対策案をねる必要がある。*13
魔石で日常界（現実）を変え／同時に守る「管理局」*14 が魔石を監視している、
と理由をうつが、この問題は作品が現実に割くウェイト不足が原因かもしれない。*15
ともあれPCはヌルハチと黒角の依頼を引き受け“青き炎の木”をめざす。

（３）
おそらく、この最初のサンプルシナリオはビデオゲームのチュートリアルだ。*16
黒角が先輩PCで、新米PCは黒角パイセンに訓えを乞うて、道中、やれ食料がないぞ、
「水が！水が！」「森は夜道が怖い！」と“消耗” *17 していくはずであった。
だが、我々のグループの良くも悪くも超慎重派だ。PLは初心者狩りと自称する、
緑色のガイフォークスの仮面、レジ袋、ローポリゴンの侍の仮面をかぶる、
仮面使いらと山小屋の廃墟で遭遇した。緑ガイ、レジ袋、ローポリ侍を倒し、
みぐるみをはがし、*18 慌てず騒がず無理せず、「ここをキャンプ地とする！」*19
と食料と水を探す。くわえて、なぜ本作で「その部分」を強調しないか、
さっぱり「不明」な、*20 サンドボックスゲームの要素を使用しクラフトを開始。
万全の準備で“余裕”*21 を回復させ、翌日に山越えの残りの道を挑む。

（４）
その山越えの道でPCは“墜落” *22 を見る。墜落とは<森>に魔石が落下してくる、
流れ星に似た現象だ。ちょうど“青き炎の木”に続く獣道に落下した魔石。
黒角が“獣”との戦闘を回避するため身を引く中で、PCは魔石の回収をめざす。
魔石が引き付ける存在は“人間”だけではない。<獣>も一緒だ。
PCは獣道をすすむ。墜落の影響で破壊をされた一帯。その一帯を探し回る、
多頭の大蛇、アンテナのはえたイノシシ、そうして炎上する子供を見た。
PCは不意を打ち、戦闘を開始。本作の戦闘は「抽象戦闘」だが、戦闘場面に、
存在するオブジェクト（たとえば身を隠す岩や木）を取り込み活用する。*23
この独自の発明はおもしろい。場面の描写を作り出し戦略の選択をふやす。*24
PCは<獣>を倒し魔石を守り木に送り届けた。（５）と（６）は本作の良いと悪いを。

（５）
■良い（Pros）
・　ビデオゲームのオンゲーに似た現実と幻想を行き来う設定。理解しやすい。*25
・　ゲームルールのシンプルさ。D12を１つ振るだけでロールは解決する。だが、
すべてのゲームルールを使用した場合、ルールブックの参照部分と参照機会は多い。*26
・　探索と戦闘が地続きのバランスとリソース管理。探索で消耗しすぎたあと、
戦闘に突入した場合、大抵参事を体験する。両方が連結し切り分けられていない。*27
・　抽象戦闘だが障害物／防御物、相手との接触・離脱を計算しフロアマップを、
使用した感覚で密度と選択の多い戦闘を再現している部分。本作の発明。*28
・　サンドボックスゲームを意識したクラフト要素。まず、この部分をセールスで、
押し出していくべきだろう。ただ、現在の状態ではまだ煩雑ではある。*29

（６）
■悪い（Cons）
・　殺伐かつ残酷で後ろ向きな世界は好悪がわかれる。PCの行き着く先は暗い。*30
・　後ろ向きな世界設定のために、ポジティブな結果や、人助けや善性に関る、
方向のシナリオが作成しづらい。できないことはないが遠回りになる。*31
・　すべてのゲームルールを使用した場合、複数のデータとページを参照する。
だが、それらがまとまっておらずルールブックを前に後ろにめくることになる。*32
・　時間管理を行うターンシートやクラフト素材と生成一覧などがあれば便利だが、
これらが存在せず、結果、ゲームの効率性を低下させ、煩雑さを助長している。*33
・　マーケティング不足。たとえばサバイバルサンドボックスゲームの要素は、
より表明していくべきだし、ゲームの全体像が分り辛く購入に踏み切り辛い。*34

●脚注

※１　“仮面”の形状は千差万別で、PCが仮面を入手した方法も様々だ。ただ１つの共通部分は仮面の裏側には以下の言葉が書かれている／刻まれている。「信じなさい」。仮面の最も基本的な能力はPCを<森>へと入界させる能力である。ちなみにPCが<森>で名乗る仮名は仮面の形状に由来しているのが通例で大半だ。
※２　日常界とは我々が呼ぶ“現実”の呼称だ。<森>は正体不明の異世界／別世界の呼称だ。緑に満ち草木が茂る地形が多い理由で<森>の名が付くが、<森>には現実世界から迷い込んだ様々な文物も存在する。遺跡や廃墟、人類の歴史へとまつわるもの、まったく正体不明のものも散見する。
※３　“貌力”とは本作のPCが使用する特殊能力で一定の人間感情へともとづく。<忿怒><後悔><欲望><不安><崇拝><抑制>の６種が存在し、その６種はさらに３つのサブカテゴリを持つ。おおむね６つの感情の性質に由来した能力を発揮し、<忿怒>なら戦闘や扇動にまつわる特殊能力をPCへともたらす。
※４　本作のPCはすべて<森>へ依存している。<森>を訪問したくてたまらず一種の禁断症状や廃人に近い。これこそ呪いである。
※５　<森>を徘徊しているPCに敵対する存在。形態は様々だがいずれにしろ危険な相手だ。<奴隷級><兵士級><騎士級><男爵級><子爵級><伯爵級>の位階が存在する。同時に“獣”は<森>の影響をうけて現実と“絆”を失うPCが変貌した未来の“姿”だ。
※６　“守り木”は<森>において“獣”が侵入できない絶対安全地帯だ。同時に仮面の力を使い<森>に入界したPCの初期出現地点だ。このため守り木の周囲には仮面使いの共同体が建ち、守り木の世話人が一帯のルールを生み出す。オンゲーの拠点（パーティーロビーやストロングホールド）の発想に近い。
※７　黒色の三角コーンのような仮面をかぶる“渦巻く枝の木”所属の仮面使い。20代男性。腕が立つ。
※８　ゲームルールにおける「絆」（現実でPCが大切／大事にしている存在）の数値が減少したPCは、<森>へと魅了され獣化が進行していく。この獣化が一定段階まですすむと、PCは特殊能力をそなえる。ある意味では獣化とは、<森>での呪いであり強さである。一定の数値を完全に超過したPCは“獣”と化しPCではなくなる。
※９　<森>で手に入る様々な効果をもった結晶。現実に持ち出し使用することもできる。現実で使用した魔石は、最も低位の魔石でも、<森>で使用した場合の数倍の効果をあらわす。だが注意しないとならない。現実で魔石を使用した人物は“消滅”する。PCも例外ではない。「再生の魔石」は文字どおりに四肢を再生する。
※10　ヌルヌルした正八面体の仮面をかぶる“渦巻く枝の木”所属の仮面使い。30代女性。守り木の世話人。
※11　硝子の蜘蛛に似た仮面を身に付けたものすごい美少女の仮面使い。“青き炎の木”に所属しヌルハチと知り合い。ちなみに仮面はかぶらずとも、肉体に接触させていれば“貌力”は使用可能。※３も参照。
※12　※13も参照。制限されていない以上、この方法は成立する。このルールブックと、この作者の作品全体にいえることだが、いささか投げっ放しの部分も多く細部をつめていない傾向が多い。それらはゲームとルールの自由ではなく一種の放棄である。
※13　一番妥当で簡単な理由は、腕を失う硝子蜘蛛が、それ以来、身元バレを恐れ現実への帰還を拒否して<森>へ留まり続けているかもしれない。それでも彼女が一時、現実の自宅へ引き返せば魔石の受け取りは成立してしまうが。
※14　<森>の存在を隠蔽しつつも、同時に魔石の力を使い日常界（現実）の問題を解決している政府組織。
※15　日常界（現実）の要素は（このルールブックでは）ほとんど掘り下げられておらず、このあたりも投げっ放しの印象が強い。PCが自由に現実と行き来できるならば、現実から事態を試行錯誤するPLは必ず存在する。シナリオ単位ならばそれを制限／推奨する設定が必要だし、その類例を、まずシナリオなり、ゲームのルールなりでしめすべきだろう。
※16　事実、最初のシナリオで使用するのは「探索」と「戦闘」のゲームルールのみだ。もちろん以外のゲームルールの使用を禁止しているわけではない。
※17　※22も参照。「探索」においてPCは移動時間と一緒に“余裕”を一定の数値で“消耗”していく。“消耗”しきった状態で戦闘に突入などをすれば、当然不利となってしまう。PLは“消耗”の度合を計り「探索」を行い、回復も行うリソース管理をしないとならない。“消耗”の度合はPCのロールの結果によって増減する。
※18　緑ガイは虎の子のクロスボウを抱きふるえたという。
※19　これ以上なくはまった台詞であった。
※20　※34も参照、ビルディング要素／クラフト要素（くわえるとサバイバル要素）は、本作における「探索」のゲームルールと密接につながる。同時に本作独自のユニークな部分だ。どうしてこのストロングポイントをセールスの重点に置き、売り出し／押し出さないのか？　まったくわからない。
※21　本作におけるPCのHP。精神と肉体の耐久力を総合的に表す数値。０まで減少しようとPCは死亡せず、復帰判定によって行動を再開可能。ただ［負傷］の段階が上昇した場合、いずれは行動不能となってしまう。
※22　魔石は流星のような格好で上空から<森>に墜落してくる。その墜落を見た仮面使いらは魔石探しを始める。
※23　※28も参照。戦闘において、まず対象は攻撃する相手にコンタクト（接触）できなければならない。たとえば近接攻撃なら、判定によって相手に接敵しコンタクト状態にならないと、そもそも攻撃できない。このコンタクト（接触）によってPCは、戦闘で配置をされるオブジェクトも活用することができる。たとえば大木（耐久度７／軽減値３）とコンタクト状態になったキャラクターは、ダメージをうけた場合、まず、大木の軽減値だけダメージを減少させることができる。ただ、大木の耐久度が０になったら大木は破壊され戦闘の現場から消滅する。PLは接触とオブジェクトをコントロールし、状況選択をおこなわなければならない。
※24　たとえば※23の大木が破壊されたときに、GMとPLは大木が「真っ二つに裂けた」や「へし折れて地面へと倒れた」と描写できるだろう。
※25　いわゆるビデオゲームのオンゲーやVR-MMO、あるいは異世界物そのまま――日常界が現実で異世界の<森>がゲーム的世界――の構図はわかりやすく、若年ユーザーの支持を獲得できそう。
※26　本作の判定は、能力値以下の下限ロールであり、基本、Ｄ12ダイスを１つロールすれば完了する。複数のダイスをロールに使用しない判定はシンプルでとっつきやすい。反面、ゲームルールは多く、全体を把握して精通するまで時間がかかる。
※27　「探索」の成否が「戦闘」に影響をおよぼし、「戦闘」の結果が以後に「探索」を続けるか？　休むのか？　の選択をせまる。もしシナリオに制限時間があるならば、さらに悩ましい。
※28　※23も参照。標的との接触だけではなく、「遮蔽を取る」「防御する物体でダメージを軽減する」など、複雑な要素を「抽象戦闘」へ落し込む部分はユニークで本作の発明だ。相手の接触妨害、突撃や反撃など、PLとGMのとれる選択も多い。ただ全体を把握するには時間が必要だ。つまりは「戦闘要素が深く広い」ともいえるが。
※29　ツリーハウスや丸太小屋、松明、腰蓑、ワナまで充実したクラフト要素は、これまた本作独特のユニークな部分だ。ユニコーンのPLがいったが、ある制限時間のあいだクラフトで拠点を設営し、強大な“獣”と対決するシナリオもおもしろいかもしれない。
※30　<森>への依存や禁断症状、獣憑きの内容など、暗く重く後ろ向きな内容は好悪がわかれるだろう。どこかで逃げ場がないと気楽な気持ちでプレイできず、またPCの未来の姿は英雄などではない。「<森>へと飲まれ“獣”と化す」「魔石を他人や世界に使い願いを叶えて消滅する」「仮面を捨て日常に戻る」あるいは「死亡」のどれかだろう。
※31　基本、PLは善性にのっとり行動する生き物だ。ネガティブな世界設定はポジティブな動機と結び付き辛い。また、根本問題において「生存」と「魔石回収」のみシナリオの目的にすると、早々にシナリオの「幅」は限界となってしまう。だが、それ以外のシナリオを作成する類例も道具も現在では不足している。
※32　※26と※33も参照。ゲームルールはシンプルだが、PCのできる行動が、役割や技能に依存せず（たとえば装備制作やワナ制作はだれもができる）、ルールブックを参照する機会が多い。ただ、行動一覧といった便利な道具は存在せず、煩雑な印象をヒトへとあたえる。「探索」や「戦闘」の数値修正も多く同様だ。
※33　「24時間（24ターン）の時間経過を表すターンシート」や「クラフト素材一覧と生成物表」「戦闘でのオブジェクト種類をまとめた一覧」が存在したりすれば※32の煩雑さも緩和できるが、現在のところ“ない”。
※34　「購入をかんがえているユーザー」や「どんなゲームなんだろうか？」と興味を抱くヒトへ、作者と版元が作品全体のイメージをつたえていくマーケティングが不足している。まったくセールスポイントをしめせていない。

『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』第３話　「白銀御行はまだしてない／かぐや様は当てられたい／かぐや様は歩きたい」
http://kaguya.love/
たしかに「チカってチカ千花っ」はすごいわ。
結局どうあれ作画の手間は大変で脱帽ですけど、まず、すげえかわいいし、
これ実写の映像を撮影し、次に撮影から3DCGを起し、
その3DCGをトレースして作画にしてるのかな？
スカートがひらひらすべる様子に情念を感覚する。
「白銀御行はまだしてない」　キスをセックス（直球）だとカンちがいし、
「経験ずみ」と語るかぐやが巻き起す、白銀と藤原書記への動揺。
「ケダモノのの！！」っていっちゃダメ。
「かぐや様は当てられたい」　白銀と２人きりになった生徒会室で、
白銀がかぐやの好きな物を10回の質問であてる。
これは恋愛頭脳戦。７から８の質問で「これはオレじゃね！」
と白銀の思考ベクトルが一足飛びすぎだろ。
「かぐや様は歩きたい」　単純にこれは良い話でした。
はじめて徒歩通学したかぐやが迷子を救い、
最後に白銀とかぐやが二人乗りで登校するところが――。

『えんどろ～！』第３話　「クエスト実習～！」
http://endro.jp/
今回で感想は終了で。
着々（？）と課題をこなすユーシャたちは、
冒険者のクエストをギルドで引き受ける。
だが彼女たちへの依頼は「ネコさがしばかり」で……。
やっぱりちょっとつらいですね。前回の感想で、
本作は芳文社系の美少女四コマ作品に最も近く、マンブルコアな作風。
だが、その芳文社系の美少女四コマにも、最近は明確な目的と主題があるとふれた。
２話で魔王＝マオちゃんが魔王を「放棄」して「勇者と魔王の対決」
といった柱と軸はなくなった。
キャラクターがかわいいことはテレビアニメとしては重要ですけど、
それだけだと、いま人気の獲得はむずかしい。
今回はネコさがしの天丼。たとえばユーシャが“勇者”ゆえ、
シリアスに「ネコさがしをがんばる！」と情熱を発揮できればよかったのかも。
どこかは真剣な部分がキャラクターの魅力と物語を醸成する。
その部分が現在の美少女マンブルコアにある“目的”と“主題”なのかも。

『ソードアート・オンラインアリシゼーション』第16話　「金木犀の騎士」
https://sao-alicization.net/
作画はたしかにすごいんだけど、
これらが印象に残り辛い＆以前のシリーズより劣って見える感想は、
作画うんぬんではなく、スローモーションの多用でもなく、
物語のメリハリがないからだよな。
連発する整合騎士との戦闘。殺陣は“完全武装支配術”の繰り返し。
ですから新鮮さがどんどんなくなっていく。
ファナティオ相手についに自身の“完全武装支配術”を解放したキリト。
ファナティオに勝利し、その瀕死のファナティオの救う一心で、
キリトは以前カーディナルが渡す機能停止の短剣の１本を使う。
ファナティオを救い２人は塔を登り、そうしてアリスと再会し……。
最後はキリトとアリスの剣劇がセントラルカセドラルの外壁を破壊。
２人が屋外へと放り出される格好。
これキリトとアリスはユージオから離脱して、別々に行動を取る。
……そのあとユージオになにか起るんだな。
来週はそのキリトとアリスのターンか。

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