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2019年01月24日20:18

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2019年度の新潟市区バス・住民バス運行計画、確定へ

本年度第2回の新潟市地域公共交通会議が22日に開催され、来年度からの区バス・住民バス等の運行計画案が全て承認されました。今後、運輸当局の許可などを経て4月1日に新ダイヤでの運行が開始される予定です(一部を除く)。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20190124446548.html

会議の概要並びに資料は、本日より新潟市HP上にて公開されております。
https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/gyoseiunei/sonota/fuzokukikankonwakai/fuzokukikan/sechikikan/toshifukushi/toshikoutsuu/chiikikotsu/c_conference/H30_kaisai.html

承認された各運行計画のうち、バス交通に関するものは以下の通りです。
ほか、北区デマンド交通の計画案も承認されております。

【北区】
区バス 太郎代浜ルート【北01】
・バス停の名称変更。かぶとやま→ベイシア前に。
・水・金曜日のみ、社会実験便1往復を新設(太郎代浜13:20発、豊栄駅北口14:15発)

住民バス「おらってのバス」【北51】(運営/はまなす「地域交通」研究会)
・バス停新設。松浜小学校前〜新屋敷の間に、本町四丁目を新設。
・復路第12便(新崎駅北口21:15発)を削減。復路の終発繰り上げは2年連続。
上記に加え、葛塚ルート(新崎駅北口〜木崎〜北区文化会館)では以下の内容も。
・豊栄駅北口に新規乗り入れ。豊栄ショッピングセンター〜豊栄病院の間に停車。
・バス停の名称変更。かぶとやま→ベイシア前に。
・復路1本を増発。北区文化会館13:20発で、現行の復路第7便に接続。

【東区】
区バス 紫竹・江南ルート(社会実験)
・3月末限りで廃止。2度のダイヤ見直しを実施するも、収支目標30%に届かず(今年度、昨年11月までの収支率は20.5%)。

区バス 松崎ルート【東02】
・平日の石山方面先回り3本で時刻変更。新潟交通とのダイヤ近接解消のため。

【江南区】
住民バス「横バス」 南ルート【江57】(運営/横バス協議会)
・プラント5〜横越上町2丁目の間で経路変更。沿線住民から、バスを含む大型車の通過時に振動の訴えあり。現在は徐行運転で対応も、地盤が軟弱なため道路舗装だけでの改善が困難なことに伴う措置。
・上記に伴い、横越上町2丁目バス停を移設。

【南区】
区バス 北部ルート【南01】
・第1便のみ運行されている三ツ屋→三ヶ字の区間を廃止するとともに、同便の起点を三ヶ字(北)に変更。また第4便では、起点を現行の白根学習館から新潟白根総合病院発に改めるとともに、中央通六(北)までの経路を白根高校前→簔口→中央通六経由に。

区バス 白根・さつき野駅ルート【南03】
・復路第2便の終点を白根カルチャーセンター→新潟白根総合病院に短縮するとともに、中央通六(北)→新潟白根総合病院の経路を中央通六→簔口→白根高校前経由に変更。復路第3便では終点を南区役所→上塩俵に短縮。

区バス まちなか循環ルート「ぐるりん号」(社会実験)
・現行の第1便を削減。

新潟交通観光バス 白根桜町〜曽根駅前線
・使用車両を現在のバスから10人乗りジャンボタクシー(トヨタハイエースワゴン)に変更し、あわせて運行事業者も白根タクシーと太陽交通新潟の2社による共同運行に移管(各社の担当は日替わり制)。

以上については、昨年12月20日開催の「南区地域公共交通に関する意見交換会」にて提示済みの内容です(当日記にて既報)。

【西区】
坂井輪コミュニティバス「Qバス」【西51】(運営/NPO法人コミュニティバスを通す会)
・西区区バス 坂井輪ルートとして3月23日から運営主体を新潟市に変更。運行委託先は引き続き新潟交通(新潟交通観光バスに再委託)に。
・本務車として日野ポンチョ(2DG-HX9JLCE?)1台を新規投入し、新潟交通観光バスの83人乗り大型バスは運行から離脱。同じく74人乗り大型バスについては続投。
・上記に合わせ、内回りの平日5便(=土休日4便)で時刻変更。また、西区役所前〜西警察署前〜済生会第二病院の間で所要時分の変更を行うほか、回数券は廃止に。

【西蒲区】
区バス 中之口ルート【蒲01】
・巻駅前〜巻高校前・堀山の運賃を現在の150円(大人)から50円(大人・子供)に値下げ。

新潟交通観光バス 巻〜和納〜間瀬線、巻〜栄町線
・運行事業者がウエスト観光バスに変更され、使用車両も28人乗りマイクロバスに(資料写真に三菱ローザが掲載)。

以上については、昨年12月20日開催の「西蒲区地域公共交通に関する意見交換会」にて提示済みの内容です(当日記にて既報)。同交換会では前記の白根桜町〜曽根駅前線についても計画案が提示されています。

そして秋葉区の住民バス「山の手ふれあい号」(運営/山の手コミュニティ協議会)で、これまで実施されたダイヤ改正に関する報告が行われました。今後、利用実績を踏まえたうえで4 月以降の運行計画を検討するとのことです。


計画案が全て承認されたことにより、新潟交通観光バスの廃止代替(みなし4条)3路線は他事業者に引き継がれることがほぼ確定となりました。新潟日報の報道によると、市側から「3路線以外にも移行の協議を行っている路線がある」との発言があったとのこと。今後も新潟交通グループでの運転士不足が改善しない限り、他事業者に移譲する廃止代替路線が追加発生するとみてよいでしょう。西区での離脱車両はG1381-I(いすゞU-LV324N改)、続投車両はG1307-I(いすゞU-LV324K改)でしょうか?

また会議では、「平成30年度新潟市生活交通改善事業計画(バリアフリー化設備等整備事業)」の一部変更についても承認されました。このうち3台の導入が事業目標に盛り込まれたノンステップバスの導入については、当初導入予定の台数から国の補助内定額にあわせた導入台数に変更するため、計画から削除されることとなりました。

(2019.1.25補足)
西区のQバスですが、G1381-Iは既に昨夏時点で除籍となっているようです。
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