mixiユーザー(id:23509930)

2019年01月12日19:57

385 view

俺の正月休み2019〜東京で「旬」なバスに乗る(第4回/エレベーター付きリムジンバス)

前回5-6日の上京で、事前の準備不足につき試乗を断念したたもう1台の「旬」なバス。
そのリベンジを果たすべく、9日に改めて上京しアタックすることにしました。
上京にあたっては、「青春18きっぷ」の5回目を使用しました。

東京駅から、地下鉄丸ノ内線・半蔵門線と乗り継ぎ水天宮前駅で下車。
今回の出発地は東京シティエアターミナル(TCAT)です。
時間に余裕があれば、東京駅八重洲口から日の丸自動車興業の無料巡回バス「メトロリンク日本橋 Eライン」で地下鉄水天宮駅まで乗車するのですが。
フォト

フォト


13:45発、東京空港交通の羽田空港国際線ターミナルゆき22便に乗車します。
バスの入線とともに、係員の誘導で乗車ホームへ。
停車中のバスに目をやると、車体に大きなドアらしきものが。
フォト


さて、乗客5人をのせTCATを出発したバスは、首都高速道路の福住出入口へ。
9号深川線→湾岸線→1号羽田線を経て、空港西出入口から一般道に入ります。
羽田大鳥居を右に眺め、ほどなく進むと終点の羽田空港国際線ターミナルに到着です。
およそ25分超、運賃は820円です(Suicaにて乗車券購入)。

今回乗車した車両。
970-81042M06(品川230あ9522/三菱ふそうエアロエース・2TG-MS06GP改)です。
フォト


乗客を降ろしたバスは、そのまま停車。
いつの間にか件のドアは開いており、スロープ板が歩道へと下されています。
そして運転士さんが開口部右側のリモコンボタンを操作すると、上方から床が下がってくるではありませんか。
フォト

フォト

フォト


そう、この車両は車椅子用エレベーターを搭載しているのです。
昨秋市販を開始したエアロエースのエレベーター付き仕様で、乗合路線では導入第1号。
デビューは昨年12月21日で、現在は東京シティエアターミナル〜羽田空港国際線を1日3.5往復就役しております。
エレベーターサイズは幅800mm×前後長1,300mm、許容積載質量は230kg。
昇降完了までの所要時間は60秒とのこと。
https://www.limousinebus.co.jp/news/news20181112-3.pdf
https://www.limousinebus.co.jp/news/news20181218.pdf
フォト


車内の様子。
進行方向左側の中央付近がエレベーターとなっています。
上昇を終えたエレベーター床はそのまま客室床となり、ハーネス固定することで車椅子用乗車スペースになります。
フォト

フォト

フォト


これまで同社ではリフト付き車両を4台投入していますが、エレベーター付き車両は乗降時に受ける雨風の影響が少ないうえ、乗降時間の短縮が実現されるなど、今後大いに注目される車両といえるでしょう。同社では既存リフト付き車両とあわせ、今春までにバリアフリー対応車両を10台にまで増備する予定とのこと。

また、前回試乗した2階建てバスのアストロメガと同様に、今後各地の空港リムジンバスや高速バス路線でのバリアフリー化に大きな貢献が期待される車両といえます。エレベーターつきエアロエースに対しても、車両導入にあたっての補助制度が拡充されれば地方でも普及が早く進むのではないかと考えます。

折り返し14:35(0番線)発のTCATゆきとなる同車を見送ったあと、羽田空港を撤収します。以降の行程は、別途次回以降に。
フォト

9 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する