mixiユーザー(id:1506494)

2018年11月21日21:22

337 view

ムンク展@東京都美術館〜吉例顔見世大歌舞伎

まずはアンディー・パパさんのお誘いで、美術鑑賞
毎月第三水曜日はシニア(65歳以上)が無料となるのだということで、混み合うこと必至
だけれど、連れがいれば待ち時間も気にならないだろうと
40分待ちという掲示が出ていましたが、意外とスムーズで25分くらいでしたかね
それでも首尾よく場内に入っても混んでいることに変わりはなく、アンディー・パパさんとは
自由行動ということにして15時に出口集合と約束の上、一旦別れました

ムンク作品を観に行ったというよりは、ムンク作品展を見に行ったという感じですかね
他の大多数の人と(多分)同じで、「叫び」しか知りません

精神を病んだことがあるというのは知っていましたが、それよりも前に叫びのモチーフは
描かれていて、その関連性は良くわかりません
むしろ精神科医にかかった後の方が明るい色彩の画風になっていて、それは治療が
利いたということなのでしょうか

ノルウェイといえば文学のイプセン、音楽のグリーグがおりますが、それらと関連付けても
意味がない(日本人に置き換えて考えてみればわかります)
「自撮り写真」も含め、ムンクの作品ばかり100点ほど集めていて、見応えはありました
来年4月にはここでクリムト展があるようですが、今度はちゃんとチケットを買って観ます

観終わった後は、上野公園内のスタバでお茶しながらアンパパさんと語り合って、彼は
渋谷で声楽のレッスン、ワタシは歌舞伎座と、上野駅前で別れました

さて歌舞伎ですが、先日のシネマ歌舞伎でも観た「法界坊」を今度は猿之助さんで
(どういうわけか、前回の法界坊のときの日記にはイイネがつきませんでしたが、
面白さが伝わらなかったかな?)

同時上演は「楼門五大桐」といっても何のことかわかりませんでしたが、石川五右衛門
の話でした(有名な演目らしい)
有名なはずで、あの名セリフ「絶景かな、絶景かな」とか「浜の真砂は尽きるとも」というのは
この芝居のものだったんですね 
上演時間わずか15分でしたが、、五右衛門を吉右衛門丈、巡礼実ハ真柴久吉(羽柴秀吉)
を菊五郎丈という、人間国宝そろい踏みであります(顔見世ですから)
動きは少なく、活人画の如し

続いては吉右衛門丈の従弟に当たる雀右衛門さんに依る舞踊劇で、清元とセリフの掛け
合いというのですが、清元は殆ど聞きとれない、セリフの部分もチラシに書かれた粗筋で
なんとか意味が分かるという感じ
これまた17分という短編で助かりました

そしてお目当ての法界坊ですが、先日の中村屋(串田演出)とは登場人物が若干違う
当然のことながら演じている役者も違うので印象も異なります
勘三郎さんの飄逸な味わいに対して、猿之助さんはもっとアクが強く、これが澤瀉屋の
芸風なのでしょうか
期待した通り、法界坊が道具屋甚三に倒されて死んだあと、亡霊になるところは宙乗り
になる演出でした
前回七之助君が演じた野分姫は種之助君が女形となりました(やっぱり可愛い)

中村屋版の法界坊をすっかり記憶しているわけではないので比較は難しい
もう一度シネマ歌舞伎で上映したら、再度見比べてみましょう

終演後の夕食はハンバーグのAOIで、今回はデミグラスソースのものをいただきました
2 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930