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2018年09月27日10:09

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9月26日 春風亭一朝独演会

9月26日 春風亭一朝独演会  文京シビック 小ホール

珠玉の江戸落語を聴きました。

春風亭きいち  湯屋番
春風亭一花   権助提灯
春風亭一朝   蛙茶番
春風亭一朝   子別れ

春風亭きいち  湯屋番
師匠一之輔の近頃の高座は騒ぎすぎと思う、そんな騒ぐ高座を見た。
一之輔師匠の騒ぐ高座は個性ではあるが魅力では無い、
魅力では無い個性をコピーすると、劣化コピーになりそうで不安です。

春風亭一花   権助提灯
寄席一番の器量良し、少なくともそう思っている、
本人曰く写真写りが悪い、
器量良しを確かめたければ、生高座を見るしかない。
皆さん確かめる価値ありますよ。

春風亭一朝   蛙茶番
江戸言葉の第一人者が、江戸弁で聴かせる、
江戸っ子が江戸っ子を語る、こんなべらぼうな話を、こんなにも面白く語る
笑う落語の気持ち良さ、一花さん、良い師匠を持ちましたね。

春風亭一朝   子別れ
冗長を削ぎ落す見事な芸を見た。
人情で泣かすわけでなく、どこにでも有りそうながら、
夢の中の出来事のような珠玉の芸、
今日の演出で感じ入った所、お光さんが鰻屋を訪ねる訳に、
「どこの誰だか、この子が言わないから、お礼を言おうと訪ねてきました」
これで良いのだ。

雨の後楽園で、江戸落語に酔った、一夜の幸せ。

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