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2018年09月21日23:17

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俺の夏休み2018・バースデイきっぷで巡る四国(3日目3/琴電琴平線で巡る高松市内)

前回からの続き。

高松港に戻り、その足で街へと向かいます。
兵庫町→丸亀町→南新町→常磐町(トキワ街)と、アーケードが続く中心商店街を歩きます。
月末の金曜日、アフター5ということもあり人通りは大変多かったです。
丸亀町での再開発が周辺商店街にも好影響をもたらしたのか、沿道にシャッターを下ろした空き店舗がほとんど見られなかったのには驚きます。
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高松琴平電気鉄道(ことでん)の瓦町駅に到着。
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帰宅時間帯とあって、2面3線の琴平・長尾線用ホームは家路を急ぐ人々で賑わいます。
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18:32発、琴平線の琴電琴平ゆきに乗りましょう。
車両は1200形(元・京急700形)でしょうか。
4連で、車内は立ち客も多いもののまだまだ余裕があります。
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ちなみに後続の2連は、1083+1084(元・京急1019+1020)。
京急2100形をイメージしたラッピング電車です。
方向幕の表示が突如「新町」「文庫」に変わったらどうしようかと思いましたが…。
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瓦町から3駅目、太田で途中下車します。
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太田駅からは、ことでんバスの太田駅サンメッセ線が発着します。
駅東側の市街地に向かう鉄道フィーダー路線で、香川インテリジェントパーク内(林町)にある総合コンベンション施設・サンメッセ香川(香川県産業交流センター)までの運行です。
途中、県立図書館や大学・高校、病院、商業施設などを経由します。
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/rosen/bus-reru/bus-reru.html

2011年10月に高松市の社会実験としてスタート。
翌2012年4月から本運行に移行しました。
平日は往路(太田駅発)30本・復路32本、土日祝は往路24本・復路25本が設定されており、朝は15分間隔、日中は30分間隔の運行となっています。

この路線に興味をもった理由は、地方都市市街地内の鉄道フィーダー路線であることももちろんですが、ICカード「IruCa」での精算を対象にした琴平線電車との乗り継ぎ運賃割引。
この場合では100円の割引となるのですが、太田駅サンメッセ線は大人100円均一の運賃となっているため、電車と乗り継いで利用すると実質無料になるのです。
(70歳以上向けゴールド・障がい者向けグリーン・子供向けキッズは対象外)
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/koutsu/kokyokotsukikan/noritsugi.html

バス停ですが、駅から視界の届く範囲にはありません。
駅舎を背にして右、北へ線路沿いに歩くと「踏切を左に30m」との案内看板が。
昨年12月20日までは、この位置にバス停がありました。
ただ、道路が狭隘で危険と判断されたのか、移設されてしまったようです。
このため、駅から現在のバス停まで130mも歩くことに。
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踏切に出て、左へ。
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ことでん太田駅バス停は、民有地の中に設置されていました。
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ちょうど19:05発のサンメッセ香川ゆき27便が発車するところです。
香川230い1062(日野ポンチョ・BDG- HX6JLAE)には、勤め・学校帰りの乗客が6人ほど。
あいにく時間がないので試乗はできませんでしたが、社会実験でのスタートから間もなく7年を迎え、沿線地域での生活の足としてすっかり定着しているように感じました。
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太田から再び琴平線の電車に乗り、次の仏生山で降ります。
駅舎の脇には、5000形電車の500号が静態保存されています。
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仏生山駅では、駅西側に高松市立みんなの病院(旧・高松市民病院)が9月1日に移転・開院するのにあわせ、西側改札と西口駅前広場が同日に供用が開始されました。
訪れたのはその前日。
これにあわせ、病院から駅西口を経て、東に三谷・山田の両地区へと向かうことでんバスの新路線・仏生山川島線の運行も3日からスタートしました(平日のみ9往復)。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/koutsu/kokyokotsukikan/bussyouzannsyuuhen.html
http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/rosen/bussyouzan/index.html
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現在、琴平線の沿線では2つの新駅設置計画が進められています。
これに関連して、2015年3月に策定された「高松市地域公共交通網形成計画」、並びに2016年3月に策定された「高松市地域公共交通再編実施計画」においては、これまで電車・バス別個に形成された路線網を見直し、電車(琴平線)を「幹」・バスを「枝」とした路線網に再編する方向性が示されています。具体的には、2つの新駅や仏生山駅を交通結節点とし、フィーダーバス路線とのスムーズな乗り換えが図られるべく施策を進めることが謳われています。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shinotorikumi/machidukuri/sogotoshikoutu/kyouka_suisin/index.html#cms061AC

同じことでんグループの電車・バスとの連携ということで、大変スムーズに取り組みが進められるものと思われます。一方の新潟市では、鉄道(JR)とバス(新潟交通グループ・区バス・住民バス)の運営主体が全く異なっており、現在の公共交通における運営システム下での連携は、ダイヤの接続など限定的にならざるを得ません。地域内の公共交通運営が一元的に管理できる「運輸連合」の結成が容易にできる制度の早期実現を望みます。

さて仏生山駅に現れた、ことでんバスの香川200あ160(日野リエッセ・KC-RX4JFAA)。
香川町シャトルバスとして、池西支所18:49発→仏生山駅19:20着の便に就役しており、このあと折り返し仏生山駅19:23発として池西支所に向かいます。
実は、ことでんバスが香川町シャトルバスの運行を担当するのはこの日が最後。
しかし最終3本前の便だったこともあり、バスファンらしき人はおらず。
翌9月1日からはマルイ観光バスの運行となり、ことでんバスから移籍した日野リエッセが「ことちゃんカラー」そのままで活躍しているとか。
http://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/kurashi/koutsu/kokyokotsukikan/komibus_net.html
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2011年9月以来、2度目となる「仏生山温泉 天平湯」での入浴。
(前回の日記はこちら)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1779295705&owner_id=23509930
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源泉かけ流しの低温浴につかり、全身炭酸ガスの泡まみれに。
ぬるぬるの浴感を存分に味わいました。
あとは仏生山駅から琴平線で高松築港へ。宿に戻るだけです。

このシリーズ、次回から最終日(9月1日)の行程に入ります。

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