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2018年09月13日12:12

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俺の夏休み2018・バースデイきっぷで巡る四国(2日目2/西大洲→宇和島)

前回からの続きです。

西大洲からは、10:26発の4633D。
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20分弱で八幡浜に到着です(10:45着)。
これまた懐かしさを感じさせる2・3番線ホーム。
のりかえ案内が旅情を誘います。
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八幡浜市は、南予地方北部の中心都市。
改札を抜けて、ちょっと中心市街地をぶらついてみましょう。
9年前、松山市駅から八幡浜港まで伊予鉄道(当時)の特急バスに乗車した際、中心市街地を通過したことがあります。そのとき以来なのですが、ゆっくりぶらつくのはもちろん初めてです。
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駅から中心市街地の商店街まで約1.3kmと距離的に少々長いので、バスで移動します。
宇和島自動車のほうが本数は多いのですが、ここは駅を出てすぐの国道197号線沿いにある伊予鉄南予バス八幡浜営業所で伊予鉄バスを待ちます(バス停名は八幡浜駅前)。
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10:49発、松山市駅からの三崎港口ゆき八幡浜・三崎特急は、10分以上遅れて到着。
やって来た車両は愛媛200か5623(日野メルファ・BDG-RR7JJBA、元・自家用)で、サイクルラックがフロント部に取りつけられています。
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宇和島自動車のローカル路線の場合、商店街に近い新町角は八幡浜駅前から5つ目のバス停。しかし八幡浜・三崎特急では、八幡浜駅前の次が商店街最寄りの新町銀座となり、いずれも国道を西に進んだ先にあります。さっそく新町銀座でバスを降ります。

新町銀座バス停からさらに西を歩き、少し奥まったところに宇和島自動車の八幡浜営業所があります。バス停は路上にあるものの、案内所と待合室が1階に設けられており、中心市街地のターミナルとしての機能を果たしています。
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営業所から国道へと歩いて戻る途中、東に目をやると銀座商店街のアーケードが見えてきました。歩行者と軽車両のみが通行可能。
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アーケード内。
シャッターを下ろしたままのところも目立つ中、人通りはそれなりにあるようです。
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アーケード内の随所に、「銀座夜市おもしろ川柳」での応募作品が掲示されています。
加茂市の商店街で目にした「ながいき川柳」を思わせる傑作も…。
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銀座商店街の途中で、こちらもアーケードのある新町商店街と交差します。
時間があれば新町商店街も覗いてみたかったのですが、またの機会に。
それでも、知らない街を歩いて回るだけでいろいろと好奇心が湧いてきます。
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あとは、バス通りの国道をひたすら東に歩き、八幡浜駅へ。
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引き続き予讃線で南を目指します。
八幡浜11:50発の卯之町ゆき普通列車(通常なら4917Dのダイヤ)に乗車。
西日本豪雨による被害で、当日は卯之町〜宇和島の間で終日運休となっておりました。
(9月13日より運転再開)
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途中、伊予石城駅(西予市宇和町)近くの水田に突如姿を見せた「稲わらマンモス」。
毎年4月下旬に開催される「れんげまつり」の場で製作されているとか。
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終点の卯之町に到着です(12:12着)。
西予市宇和町地区(2004年までの宇和町)の代表駅。
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卯之町は、宇和島藩唯一の宿場町として栄えた街。
特に中町(なかちょう)・新地周辺は重要伝統的建造物保存地区に指定されており、うだつや白壁の街並みが往時を偲ばせてくれます。
内子や大洲の街並みに比べマイナーなイメージがあるせいか、訪れる人は多くありません。
しかし閑静ゆえ、往時に思いを馳せたくなる雰囲気が漂っています。
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明治時代の1882年築、開明学校へと続く道。
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近くには教会も。
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お昼は、卯之町バールOTOでカレーをいただきました。
https://ja-jp.facebook.com/unomachi.bar.oto/
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卯之町駅に戻る道中、商店街で見つけた木造3階建の建物。
「エビスヤ食堂部 食堂」とあります。
昭和初期のものでしょうか、レトロな雰囲気がたまりません。
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卯之町駅に到着。
代行バスで宇和島に向かうのもいいのですが、ここは面白味のありそうな宇和島自動車のバス路線を乗り継いで宇和島市内を目指します。
13:19発、西予市民病院からの俵津車庫前ゆきに乗車します。
西予市の宇和町地区と明浜町地区とを県道45号線(野福峠)経由で結ぶ路線で、登校日5往復・休校日4往復が設定されています。
愛媛200か5236(三菱ふそうエアロミディS・PDG-AR820GAN)が姿を現しました。
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乗客5人をのせたバスは、卯之町を後にし海抜230mの野福峠に挑みます。
宇和町側は改良が進んでおり、バスは対面2車線に整備された道をひたすら快走します。
新道の野福トンネルを抜けてほどなく、最初のクライマックスが。
視界に飛び込んでくるのは、法花津湾そして宇和海の美しい大パノラマです。
眼下には峠を下った先の俵津の村落が。
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下りは、つづら折りのカーブ。
運転士さんは慎重にハンドルを操り、一つ一つ丁寧にカーブをクリアします。
ようやくカーブを抜けて峠越えも終盤にさしかかった頃、第二のクライマックスが。
改良途上の区間がところどころ現れ、道路幅員が狭まります。
ところによっては幅員が3〜4mくらいの箇所も。
(最後部席より車両後方の展望を撮影、乗車車両には「ヲタ席」無し)
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俵津の村落に入り、海沿いの国道378号線とのT字路が俵津バス停。
ここでバスを降ります(所定13:42通過)。卯之町駅前からの通常運賃は450円。
そして13:44発、田之浜からの宇和島・天赦園ゆきに乗り換えます。
ダイヤ上で2分乗換の綱渡り。間に合うかどうか心配していましたが、狭隘区間での対向車との鉢合わせもなく無事に乗り換えできそうです。
ちなみに運転士さん曰く、次の俵津車庫前(終点)で乗り換えできるとのこと。
俵津車庫前バス停の様子は俵津バス停からも眺めることができ、どうやら余裕で乗り換えできたようです。
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宇和島・天赦園ゆきには、愛媛200か5571(いすゞエルガミオ・SKG-LR290J2)が登場。
車内に先客の姿はありません。
この俵津・田之浜線は平日8往復・日祝7往復の運行です。
(なお西日本豪雨の影響で、法ヶ津〜与村井の間は迂回運行)
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バスは法花津湾を右に眺め、国道378号線を快走します。
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新道の俵津玉津トンネルを抜けた後、旧道の池の浦へ寄り道。
道路幅員3〜4mくらいの狭隘路が続きます。
(最後部席より車両後方の展望を撮影、乗車車両には「ヲタ席」無し)
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村落内に入り、池の浦バス停を通過。
このあと海沿いに抜け、スプーン状に折り返し新道との合流部まで引き返します。
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立て続けに現れる狭隘路は、宇和島自動車のローカル線らしさを感じます。
こうなると、俵津から西の田之浜方面の道路状況も気になるところ。
さらに道路改良前はどうだったのか、つい思い馳せてしまいます。

さて、バスは内陸に入り宇和島市へ。
国道56号線に入り、吉田町(2004年に同市と合併)の市街地を経て中心部を目指します。
子供たちなどが乗りこみ、車内の乗客は4人となったものの、中心部に入る手前のショッピングセンター最寄りであるフジ北宇和島店前で当方を除く3人が下車。その後は貸切同然となってしまいました。

この続きは、また次回。
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