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2018年09月10日20:33

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俺の夏休み2018・バースデイきっぷで巡る四国(初日4/松山市三津浜・道後)

前回からの続き。

三津港バス停からの折り返し便には乗らず、伊予鉄道高浜線の三津駅まで歩きます。
旅情を感じさせる三津浜港の風景。
時間があれば、三津の渡しにも乗ってみたかったのですが…。
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三津浜の街並み。
歴史を感じさせる建築物があちこちに見られます。
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懐かしさが漂う街。
次に松山を訪れたときは、じっくりと街歩きを楽しみたいです。
そのときは三津浜焼きも実食しないと。
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三津駅に到着です。
現在の駅舎は2009年2月に交通結節点整備の一環として建て替えられたもので、旧駅舎のイメージをできるだけ多く採り入れた設計がなされています。
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駅舎の真ん前にはバス停があり、伊予鉄バスの電車連絡三津ループ線【37】が発着。
現駅舎の完成にあわせ運行が開始され、四国八十八箇所霊場の五十二番札所である太山寺を起終点に同駅、JR三津浜駅、三津浜市街を循環する全長9.2kmの路線です。
初乗り運賃にあたる大人160円均一で、高浜線のダイヤに接続する形で平日12本・土日祝10本(毎時1本)の片回り運行となっています。
2015年度の利用者数は約48,000人で、1日平均に換算すると130人超でしょうか。
ただ、2013年度をピークに年4%前後の減少が続いており、直近の状況が気になります。
*出典は松山市ホームページに掲載の統計データより
https://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/tokei/data/toukei10.html

ちょうど三津駅前18:22発の太山寺ゆきが到着。
車両は愛媛200か5591(日野レインボー・2KG-KR290J3)です。
電車からの接続待ちで7分待機します。
18:14発の高浜ゆき電車から流れてきた乗客は3人。
途中、太山寺までのバス停は3ヶ所しかないにもかかわらず、複数の乗換客がいたことに驚いたのですが、沿線には高台の住宅地(すみれ野団地)もあるようなので、沿線住民の需要もそれなりに存在しているのでしょう。
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なお、伊予鉄バスはほかにも均一運賃(久米窪田線は110円、余戸・今出ループ線と梅本ループ線は160円)の電車連絡路線を3路線運行しており、三津ループ線が最後発の路線となっています。

電車で松山市に向かいます。
三津18:19発、横河原線直通の横河原ゆきに乗車です。
(画像は1本前の18:04発、但し車両はどちらも元・京王電鉄の3000系3連)
車内は帰宅中の高校生らが目立ち、賑わいます。
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古町(こまち)駅を出たあとの前面展望。
平面交差を過ぎ、鉄道線と軌道線が分かれます。
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そして大手町駅手前、軌道線(大手町線)との平面交差。
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松山市に到着(18:34着)。
駅ビルが立派なのに対し、ホームは2面3線とこじんまりした構造。
それでも帰宅時間帯とあって、ホームを埋め尽くす大勢の乗客を呑み込んでいきます。
発車メロディが清水一郎社長自らの作曲だったとは…(伊予鉄グループのCMで使われているBGMも作曲したそうで)。

さて今回もまた、道後温泉で入浴せずにはいられません。
おとなしく軌道線利用でもいいのですが、バス好きの性でまたも伊予鉄バスを使います。
松山市駅19:10発の道後温泉駅前ゆき【8】に乗車します。
車両は、愛媛200か5067(日野レインボーHR・PB-HR7JHAE)。
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【8】は、この便のように松山市駅発着の便もありますが、基本はJR松山駅前〜道後温泉駅前の運行。平日で道後温泉駅前ゆき37本・同駅前発38本(昼間20分間隔)が設定されています。2003年8月の初回来訪時(2013年4月1日改正)では平日36往復の運行でしたので、15年の間で単純比較するとわずかに増回されているようです。
*この間、近隣地域を経由する路線で再編や廃止があったようですが、増回との因果関係については現時点で確認がとれておりません。
2015年度の利用者数は146.1万人で、2012年度以降の3年間はほぼ横ばい傾向。

ちなみに、伊予鉄バスの年間輸送人員は2000年度の598.7万人まで減少を続けていましたが、伊予鉄道の活性化策「サービス向上宣言」や松山市のオムニバスタウン計画などが奏功し2008年度には891.8万人まで回復。以降、2015年度までの数年は700万人台後半で推移し、2015年度は778.6万人となっています。
*前記、松山市ホームページ掲載の統計データやネット上掲載のプレゼン資料等より

【8】は、大雑把に言えば松山市駅から市街地を東→北の順にたどり、石手寺から西に転じ道後温泉駅前に向かいます。軌道線の【3】が東→北→東とたどるのとは全く別経路であり、役割が分担されています。車内の乗客数は最大時で13人、このほか途中で1人が乗車してきました。



松山市駅から約25分超、終点の道後温泉駅前に到着です。
ライトアップされた駅舎が印象的。
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駅の向かい、放生園にある坊っちゃんカラクリ時計もライトアップ。
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道後温泉本館です。
入浴は、やはりこちらで。
最もリーズナブルな神の湯階下(410円)を選びます。
アルカリ性単純温泉でPHは9.3。
源泉温度47.8℃、ガス性のものを除く溶存物質は0.2684g/kg。
主張を抑えたツルスベ感のある無色澄明のかけ流し湯、格別でした。
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湯上りのあとは散歩。
以前からもう1つの外湯として椿の湯がありますが、その隣に「別館 飛鳥乃温泉(あすかのゆ)」が昨年12月にグランドオープンしました。飛鳥時代の建築様式を採り入れた建物で、椿の湯よりもプレミア感がある外湯といえます。
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道後温泉駅に戻り、帰りは伊予鉄道の軌道線(市内電車)です。
20:50発のJR松山駅前ゆき【5】は、モハ2100形でした。
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あとは宿へ戻り、2日目に備えるだけです。
その2日目は次回に。
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