「バローロ古酒」ワイン会

【2018年9月10日】
第906回の定例会を開催しました。
場所：CAVE de CINQ（中央区銀座）
人数：12名
会費：18,700円（食事代5,400円を含む）
ワインリスト：
1) 1971 Barolo, Giacomo Damilano
2) 1971 Barolo Riserva Speciale, Calissano
3) 1968 Barolo, Minuto
4) 1967 Barolo Riserva, Giovanni Scanavino
5) 1967 Barolo, Terre del Barolo
6) 1965 Barolo, Terre del Barolo
7) 1965 Barolo Cascina Zoccolaio, Giovanni Scanavino
8) 1965 Barolo, Giacomo Damilano
9) 1961 Barolo, Contratto
10) 1961 Barbaresco Riserva Speciale, Marchesi Villadoria
11) 1961 Barolo Riserva, Vezza
12) 1958 Barolo, Giacomo Damilano

個人的な好みでは、
☆☆☆　 10,11
☆☆ 　　 1,2,3,5,6,7,8,9,
☆　 　　　4,12
でした。

10)は、木樽やチョコレートやナッツの香りと、チョコレートや木樽や燻製やナッツや紅茶やマッシュルームの味わいでした。バランスのとれた風味の、まだ若さも感じられる、美しい熟成ワインでした。

11)は、甘いキャラメルや木樽や燻製や紅茶や白コショウの香りと、キャラメルやチョコレートやバニラや腐葉土の味わいでした。ふくよかな果実味があり、雑味がなくバランスのとれた味わいの、妖艶な熟成ワインでした。

全体的には、予想をかなり上回るレベルでした。
この年代のワインで、決定的に酸化したワインが1本もなかったのは、驚異的です。
私は、1990年前後のバローロの魅力はあまり理解できていないのですが、これだけ古くて状態の良いものは、文句なしに魅力に溢れたワインだと思います。