アニッシュ・カプーアは好きなアーティストなので、
痛ましい事故と思える。
このアーティストの主題は「空虚」。
その空虚が実在することの迫真性に、
他の作家、作品にはないアートの輝きを見る。
それは金沢の21世紀美術館の作品でも実感できる。
空虚の実在ということで、「穴」となり、それがメタファーではなく、穴そのものというところにこの作家の真骨頂がある。
だが、とうぜん、穴に落ちるということも予想できるわけで、事故を徹底回避する現実面での対応を美術館(展示側)は怠ったし、その緊張感を持っていなかった。
「絵みたいな穴」に落ちてしまう事故 ポルトガルの美術館で
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5253798
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