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2018年08月15日07:55

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枝つきホオズキ

お盆なので、田舎から枝つきホオズキが送らてきました。死者の霊を導く提灯にと、ホオズキを枝つきで精霊棚(盆棚)に飾る仏教風習があります。わが家は神式なのでお盆の風習はないはずですが、世間並みにお盆の墓参りなどはしてゐます。

「ほほづき」の名は、その実の赤くふっくらした様子から頬を連想したといふ説があります。「づき」は「顔つき」「目つき」の「つき」といふときの「つき」です。また果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」の意である説もあります。

さらには、ホホ(カメムシの類)という虫がつくことを指すとする説もあります。漢字では「酸漿」のほか「鬼灯」と書き、食べると甘酸っぱい「汁=漿」の意味で「酸漿」です。「鬼」は中国では「魂」のことですから、日本で言ふ「霊の提灯」と同じ意味です。




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