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2018年07月28日19:20

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ここ最近の新潟県をめぐるバス交通の動向から(後編)

7月にmixi内全体に公開したチェック・つぶやきのうち、新潟県内のバス交通に関するものをまとめたシリーズの2回目。今回は、新潟市外での動きをピックアップします。


本年度第1回の村上市地域公共交通活性化協議会が6月27日に開催され、資料がweb上に公開されました(会議録は未公開)。議題の一つである本年度の生活交通確保維持改善計画(地域公共交通確保維持事業のうち地域内フィーダー系統関係)では、まちなか循環バスで車両入替(ノンステップバス導入)を来年4月に実施することと、車内への液晶モニター設置が案文に明記されています。新造であれば車種は日野ポンチョでほぼ間違いないでしょうが、果たしてどうなるでしょうか。
http://www.city.murakami.lg.jp/site/kokyokostu-kyogikai/kokyokostsu-kyougikai-2018.html


本年度第2回の阿賀野市地域公共交通協議会が6月27日に開催され、議事録・会議資料がweb上に公開されました。今年度の事業計画が承認され、このうち市営バスでは12月1日〜来年5月の予定で折居大日線(1往復)・神山線(1.5往復)のデマンド交通実証運行が含まれています。また、昨年度の市営バス利用状況も公開。全11路線の利用者数は102,345人(対前年度比-5.9%)と、8年連続の減少となりました。通学利用の増えた千唐仁線(対前年度比+3.9%)を除く全路線で減少し、五頭温泉郷線(同-13.6%)などでその傾向が著しい状態になっています。
http://www.city.agano.niigata.jp/soshiki/somu/5835.html


6月28日開催の本年度第1回見附市地域公共交通活性化協議会の議事録・資料等が、web上に公開されました。本年度の事業案が承認され、このうち見附市コミュニティバスでは、来年4 月のダイヤ改正にあわせて「今町 5 丁目北」と「ウエルネスタウンみつけ」の両バス停(いずれも仮称)を新設。これに伴う経路変更が実施されます。また、昨年度のコミュニティバス利用者数は161,458人(+9.0%)で、3年連続の増加となったことが明らかにされました。コミュニティバス専用の車庫が市内嶺崎町に完成したことでこれまでの回送距離が削減され、そのぶんを昨年4月改正で増発に充てたこと、またバス停へのベンチ・上屋増設などが功を奏したものとみられます。
http://www.city.mitsuke.niigata.jp/17563.htm


柏崎市地域公共交通活性化協議会の書面協議(本年度第2回)が今月3日〜17日にかけて実施され、web上に結果が公開されました。本年度の柏崎市生活交通改善事業計画(バリアフリー化設備等整備事業)の策定が議題で、越後交通への小型ノンステップバス1台の導入支援を含む計画案が承認されました。中央循環バス「かざぐるま」の本務車である長岡200か79(日野レインボーHR・KK-HR1JEEE、2001年式)の代替で、遅くとも11月末までに新車が導入される予定です。こちらも日野ポンチョが充てられるものと思われます。
http://www.city.kashiwazaki.lg.jp/kikaku/machi/kotsu/sesaku/documents/2kyougikai.pdf

新潟交通佐渡は、14日より宿根木線(小木〜江積)で自転車ラックバスの運行を開始しました。前日17時までの予約制で、来年3月までは通常200円の積載料が無料となっています。同社ではこの3月に元・日本中央バスの自転車バス2台(ともに日産ディーゼルKC-RM211GSN)が再デビューを果たしました。 佐渡市地域公共交通活性化協議会では自転車ラックバスの導入を昨年度の事業計画に盛り込んでおり、この2台との関連が注目されたのですが、やはりこの計画に伴うものだったようです。それにしても、全国の各事業者でみられるような車両前面での外付けではなく、除籍となった特注の自転車バスを中古採用するという「奇策」には驚きました。
http://sado-bus.com/wp/archives/534
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