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2018年07月11日02:30

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ありのままにふるさとのことを想いましょう … 如月愛里さんワンマン「はじまりの風景」(7/7@富士)

”地元愛”といった言葉を見聞きするようになってから、もうだいぶん経ったような気がします。
”バリアフリー”といった言葉が広がり出してから、これもまただいぶん経ったような気がします。

しかしながら、そういうことを「常に意識しているかい?」と訊かれると、はて…となってしまう、現実の筆者まるゆいがいます。後者はまだしも(昔からのKiroroさんつながりのお友達に、車いすの方がいらっしゃるもので…車椅子)、前者に関しては、京都府でも日本海側という、普通の人が抱く”京都”のイメージとはおよそかけ離れたエリアで育ってきた筆者には、”地元愛”と言われてもねぇ…といった感覚が正直なところ(あくまで個人的にですけれど)がく〜(落胆した顔)。実際、”る●ぶ”とか”ま●ぷる”といった旅行ガイドには、海沿いの街々は景勝地やグルメスポット、温泉等々それなりには紹介されますが、残念なことに筆者が育ってきた、山あいのまちは、ほぼ100%無視されています手(パー)。グルメでおしゃれなお店の1軒や2軒くらい載っていても…という気もするのですが、最近立ち読みした範囲では、ホントにゼロ。あれまexclamation & questionを通り越して、情けない…のレベルだったりしますふらふら


そんなわけで、高らかに、かつさわやかに”地元への想い”を語りかけ、ごくごく自然な形で”バリアフリー”に属するような事々を取り入れることができるひとの、大事な地元でのワンマンライブに、ある種羨望のまなざしをもち、かつ純粋なお楽しみとして立ち会ってきましたるんるん

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その主役は、如月愛里さん。舞台は愛里さんのふるさとである、静岡県は富士市の「ロゼシアター」。小ホールとは言うものの、およそ300人が入る規模ですから、結構な大きさがあります。ホールならではの高さのある空間が、特別な日の高揚感を醸し出していまするんるん

お花ひとつにも、市役所からだったり、NHKからだったりと、ほんとうに地元をあげてのという雰囲気が多分に感じられますねリボン

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そして、7月7日…ちょうど七夕の夕暮れから夜にかけてのステージには、こんな粋な計らいもありました。

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笹飾り…。筆者も願い事を書いて飾り付けてきましたペン
おりしも西日本の記録的な広域豪雨の事中のタイミングでもありました。飾ってきた願い事とは別に、被災された皆様へのお見舞いと、災害からの復興も、お願いに加えておきたいと、改めて思いますぴかぴか(新しい)


さて、ホールワンマンは3年ぶりということで、ご本人を含めて8人編成でのバンドスタイル。地元ということもあって華やかな、そして上品なステージが繰り広げられます。サポート陣の中には、普段のライブハウスでの公演でもおなじみの方もいらっしゃいますが、表情一つ一つにも、なんだか特別なオーラというか、一段と楽しそうという雰囲気にあふれていますわーい(嬉しい顔)

そのようなおぜん立てで登場される愛里さん。普段のステージでも”凛々しくてちょっとお茶目”な、素敵なパフォーマンスで魅せてくれる方ですが、この日はそこに気高さと周りへの愛情が一段と濃く表れていたような。上品なステージには、自然と気高さがついてくるのは、想像の通りですが、愛情のかけ方が、やはり地元だからなんだろうなぁ…とハート達(複数ハート)

ご本人曰く「どうしてもバラードが多くなっちゃうんで…(そのまま全部やると眠くなりますよ〜…(-_-)zzzだそうでして)」との弁。確かに、この日のセットの半分くらいは、ゆったりしたバラードであり、凛々しさと気高さを大いに魅せてくれるものでした。
(これ、あとで音源を聴くと、その光景がまだよみがえってきます…。そのくらい、やはり特別exclamation ×2

そして、残り半分は、そうは言うものの意外に多かった、アップチューンやミドルテンポの曲。もう一つの愛里さんらしいところは、このように随所にちりばめられた、明るい曲の中にあるように筆者には感じられます。その曲調のとおり、高らかに”地元への想い”を唄い、”ありのままでいいという愛情”を体現していくさまは、むしろ、この日を言い表すには、そういった曲のほうが似合っていそうといえるかもウインク

「君に幸あれ」そして「うわむきごころ」。どちらも単純に聴くと実にさわやかな曲。しかし、その題材は、病気と闘うこどもさんへの応援ソングであったり、パラスポーツ(まだ、”障がい者スポーツ”のほうが語彙としては通じるんでしょうか…)の認知度向上といった、深いテーマからきていますぴかぴか(新しい)。シンプルに曲調を楽しんだり、はたまたそういった背景を考えてみたり…。何通りもの味わい方ができるのがこの2曲です。そして、この2曲には、地元の子供たちによるダンスパフォーマンスのサポートもつきましたるんるん。まさにお祝い。華やかさが高まった瞬間の一つでした。子供たちを相手に若干ぎこちなくexclamation & questionMCをされる愛里さんもキュート目がハート

さらに、要所要所に出てくる、”地元想いのうた”3つ。「回想列車」に「ハコニワ」、さらに「inner peace」。こちらは関西育ちの筆者でも、あたかもここが第三第四のふるさと…と思わせるくらいのパワーを秘めた時間になりました。いや、最初に書いた冷徹な事実からすれば、羨望に近かったかもあせあせ。このときも、実に楽しそうな8人の姿がありました。本編、アンコールを通して、ほんとうに幸せな気分。筆者が1泊2日の”旅行カバン”にしたせいもあるんだとは思いますが、ともかくそうだったわけです。


2時間半の夢気分はあっという間…。お見送りはこんな感じでした。

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”やったね”の表情にも、どことなくやわらかさがあるような。このひとと同じ空間を作っていたんだという実感が、あとになるほど出てきていますぴかぴか(新しい)。それだけすごかったんだと、あらためて思った次第。



これからもどうぞよろしゅうに…。ありがとうございましたぁわーい(嬉しい顔)
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