「熟成したボルドー白」ワイン会

【2018年7月2日】
第896回の定例会を開催しました。
場所：CAVE de CINQ（中央区銀座）
人数：14名
会費：15,700円（食事代5,400円を含む）
ワインリスト：
1) 1992 Pavillon Blanc du Ch. Margaux
2) 1992 Ch. Laville Haut Brion
3) 1990 Clos Floridene
4) 1989 Ch. La Tour Leognan
5) 1989 Ch. Couhins Lurtons
6) 1989 Ch. Latour Martillac
7) 1989 Ch. Smith Haut Lafitte
8) 1989 Domaine de Chevalier
9)　1983 Ch. Laville Haut Brion
10) 1969 Ch. La Louviere Blanc
11) 1967 Ch. La Louviere Blanc
12) 1964 Ch. La Louviere Blanc

個人的な好みでは、
☆☆☆　 8,9,11
☆☆ 　　 1,3,5,6,7,10,12
☆　 　　　 2,4
でした。

8)は、キャラメルやマーマレードやオレンジやパッションフルーツの香りと、ハチミツややや苦いグレープフルーツの味わいでした。風味のバランスが良い、美しい熟成ワインでした。

9)は、芝生や麦藁やグレープフルーツの香りと、酸味の強い、ハチミツやグレープフルーツやオレンジの味わいでした。まだ若さが感じられる、果実味に溢れたワインでした。

11)は、芝生やグレープフルーツやキャラメルの香りと、グレープフルーツやナッツや燻製の味わいでした。力強さやボリューム感はないものの、繊細で妖艶な風味を持つ、素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待通りの満足度の高い会でした。
2)や4)のように、比較的若い年代でもピークを過ぎた印象のワインがある一方で、1960年代の3本がとても若々しいことに、驚かされました。
ボルドー白は、ブルゴーニュ白とは違って、長期の熟成に耐えるものが多いようです。