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2018年05月10日06:44

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2018年 5月 4日(金) レーゲンスブルク

ミュンヒェンでぶらぶらするかとこの日は予定を入れていなかった。しかしレーゲンスブルクの「Messe in h-moll」は気になっていた。ほんとに「ロ短調ミサ」をオペラ形式でやるのだろうか?またレーゲンスブルクなら昔から好きだったマウエルスベルガー指揮のドーム・シュパッツェンの町でもある。したがってレーゲンスブルクは以前から行きたいと思っていた場所だったが機会がなくて行けてなかった。そこで今回見物を兼ね、物は試しで安い席で「ロ短調ミサ」見てみるかと、出かけることにした。「バイエルン・チケット」€25.00を利用すると安く行けそうなので前の日に買っておいた。これは平日の場合は朝9時から翌日の午前3時までほとんどのローカル列車、トラム、バスなどが乗り放題のチケットだ。
中央駅09:44発のRE4854で11:15レーゲンスブルク中央駅着。明日からカールスルーエの「指輪」なのだからまず「ヴァルハラ」に行ってみるか。バス停に行くと「5番」のバスは11:20に出たばかりだった。そこでトイレに寄ってから次の11:40のバスに乗った。これだと最寄りのReifldinger Straße迄行く。終点はバス用のロータリーになっている。自動車道路のわきに歩道(登山道)があったのでその道を行く。案外きつい登りだが、約10分でヴァルハラわきの広場に着く。立派な神殿だ。この日は何か式典があるそうで本来€4.00の入館料が無料。中に入ると所狭しとドイツの勇士(実際には有名人)の銘版と胸像が合計約200体。ここはヴァーグナーに心酔しているルートヴィヒ2世ではなくルートヴィヒ1世が構想したもので1842年に落成している。この神殿部分の内部と外側の柱廊部分を見ただけでもすごさが分かろうというものだ。が、せっかくここまで来たので船着き場まで下りる。そして写真を撮ってまた昇る。これはかなりの運動だった(その後3日間くらい足の筋肉が痛んだ)。一応気が済むと元の道をバス停に向かう。時刻表を見ると今しがた行ったようだ。そこで最寄りの町まで歩き始めたら、バスは遅れてやってきた。しかしこのバスには乗れず、下の町まで下りたら「5番」以外にも「37番」などいくつか駅に行くバスがあった。
帰りは大聖堂が近くに見えたあたりで下車。ところが大聖堂まではかなりの距離があった。尖塔が大きいので近くだと錯覚したのだ。大聖堂内を見学した時柱廊にかけられているマリア像に注目した。スカートの襞のところにきれいな彩色の跡が認められたのだ。この堂内にある彫像は建造当時極彩色に輝いていたのではないだろうか。ツアーがあるとのアナウンスが入ったので€6.00払って参加した。1時間もかかったが大したことがないツアーだった。小銭がなく貴重なキャッシュ€10.00をチップとして払ってしまったのは痛恨。時計を見るとすでに4時。焦って5時で閉店というドイツ最古のソーセージ屋と言われる「Wurstkuchl」に行き、ソーセージ6本(€9.80=ザウアークラウト付き)とビールを飲む。たしかにソーセージはうまい。
それから市庁舎内の「i」に行き、地図をもらって劇場の場所を聞く。劇場のバーの一角にあるチケット売り場で€18.20のチケットを購入。開演の7時半までには時間があったのでドナウの川向こうのシュタットアムホーフ地区に行ってベンチで酔いを醒ます。
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