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2018年03月09日06:44

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いはゆる、“藪椿”

日本の野生のツバキには、大きく「ヤブツバキ」系と「ユキツバキ」系があります。
「ヤブツバキ」は主に日本の太平洋側に、「ユキツバキ」は東北地方から北陸地方の日本海側に分布します。
しかし、「ユキツバキ」は「ヤブツバキ」が多雪地帯に適応した変種、亜種とする見解もあります。

野生の「ヤブツバキ」「ユキツバキ」から生まれた園芸品種は2000種以上になるさうです。
これに中国・ベトナム産の原種や、西洋に渡って改良された園芸品種などを総称して「椿」と呼びます。
サザンカも椿の仲間ですが、どいふわけかこれを椿と呼ぶことはあまりありません。

一般に山や野原に自然に咲いてゐる状態の椿を俗に藪(やぶ)椿とか山(やま)椿と呼びます。
緑地帯の竹林にいはゆる、“藪椿”が咲いてゐます。
一重、筒咲き、筒蕊、葯は卵色の、かなり、ヤブツバキの原種に近い藪椿です。



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