ウラク(有楽)といふ名で、ワビスケ(侘助)と呼ばれる椿が盛りです。
「侘助」という呼び方の由来はいくつもあり、 「侘数奇(わびすき)」が転じたとする説」、「文禄・慶長の役の際、侘助という人物が朝鮮半島から持ち帰ったからという説」、 「千利休の下働きをしていた侘助という人物に由来する説」、
「薄田泣菫が随筆『侘助椿』の中で解いた説」・・これが一番普及してゐます。
“利休と同じ時代に泉州堺に笠原七郎兵衛、法名吸松斎宗全といふ茶人があつて、後に還俗侘助といつたが、この茶人がひどくこの花を愛玩したところから “
花としての侘助の定義は広義、狭義いろいろありますが、ウラク(有楽)は正真正銘の侘助と言はれます。
その「有楽」の謂れは織田有楽斎長益が、茶花として愛用したことに由来します。
有楽斎は信長の実弟で、千利休の七哲といはれ、有楽流として一流派をなした人物です。
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