告知です。
初めてのことだらけで、ワクワク・・・してます。
まず、名曲喫茶で歌うって初めて・・・
初期のオペラやバロックの時代、音楽は貴族のもので、
サロンの小さな空間で、伴奏は古楽器の小さなオーケストラだったり、チェンバロだったり、限られた人の独占的な世界でした。
( あとの時代の大衆向け、大歌劇場の大掛かりなオペラではなく )
ロッシーニも自宅に友人・知人を招いて、サロン音楽会を開いていました。そのために書かれた曲です。
歌曲は、もともとピアノ伴奏の小さなサロン用;オペラとは違う(失礼!)、知的で繊細で優美、贅沢な世界です。
大声出したり、高い声出したり…では誤魔化せない、内面的な美しさの探求です。
荻窪のミニヨンは、クラシック音楽専門の昔からある有名な名曲喫茶。
ツラツラ考えるに・・・本来の音楽の形に近い状態で聴ける、このプログラムに相応しい場所なのでは?…と思うんです。
ソプラノ(リリコ・レッジェーロ)伊藤友理枝さんとの共演も初めて・・・
彼女とは、ベルカント発声の権威アントニオ・ユヴァッラ先生クラスの同門で、あの御殿のようなご自宅のレッスンに通った仲です。
残念ながら、先生は最近お引っ越しされて、馬車道のついた 夢のような館でのレッスンが受けられなくなりました。
モーツァルトが座った可能性大の椅子も、もう見られません。
私たちの貴重な体験でした。
伴奏の本間敦子さんとも初めて・・・
まだお目にかかっていませんが・・・ よろしくお願いします!
…という風に、大きなホールの音楽会とはまた違った趣の 音楽との触れ合いが待っていると思います。
気が向かれたかた、どうぞいらしてください。
オペラの黎明、モンテヴェルデイの「ポッペーアの戴冠」あのステキな二重唱、暮のコンサートではポッペ―アを歌いましたが、今回は私が下、皇帝ネロのパートを歌います。ご期待下さい。
3月25日(日)12時から 3.000円(ドリンク込み)
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