昨日、冬が得意の花を咲かせない非種子植物のコケ類を紹介しました。
今日は、庭隅に緑みどりしているやはり同じ非種子植物のシダ(羊歯)の話です。
常緑で年中緑みどりしてゐますが、夏の乾燥期には枯れることもあります。
一番瑞々しいのは、春に新芽の出るころから、梅雨の頃ですが、冬も結構得意です。
コケと違ふのは、シダには花咲く植物と同じ維管束(いかんそく)というものがあります。
維管束は、管となってその植物の内部を貫き、液体(主に水や養分)の運搬と植物の構造を支へます。
「シダ」は一般に「羊歯」、または「歯朶」と書き、漢名に由来します。
羊の歯に似ているからとか、羊の角(つの)のように巻いているからとかの謂れがあります。
また、歯形のような葉で枝垂れているから、などとも言はれ、どれが正しいかわかりません。
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