『過橋米線 上野店』 台東区元浅草
中国雲南の郷土料理が楽しめるお店である。
雲南は文化的にはハノイなど南方系の流れを汲んでおり、伝統料理の雰囲気も我々が思い浮かべる中華料理とは少々異なる。
その雲南料理を本場の料理人が提供してくれるのがこちらだ。
店名にある過橋米線とは、雲南独特の麺。
南方系らしく原料は米粉である。
ただしビーフンなどと違って中華っぽい太さがあるのが特徴。
メニューの品数は多い。
肉・野菜を中心に、海老などの海鮮も揃っている。
お酒の種類は少なめだが、料理を楽しむには十分だ。
スタッフは現地の方だが、日本語ペラペラなので心配はご無用。
南方気質なのか気さくで話し易いのがいい。
料理が美味しく、あれもこれも食べたくなること間違いなしなので、お腹を空かせて訪問することをお勧めする。
メトロ銀座線の稲荷町駅から清洲橋通りを南下すると道沿いにすぐ見えてくる。
左:豚耳。沖縄のミミガーっぽい。こちらのお店は秋葉原に本店があったと思うが、あちらが見た目白っぽく仕上げているのに対し、こちらのお店では画像のように濃い色合いに仕上がっている。ビールのツマミに最高の味わいだ。
中央:千張肉。美しい球形は豚のばら肉。中には豚の角煮と、濃い目の味付けの高菜が詰まっている。私はこの肉だけ平らげて、高菜をテイクアウトしたことがある(ご飯の友にピッタリなのだ!)。
右:牛肉米線。締めはやっぱり米線。大勢で食べるときはあの鍋のようなやつでいただくのがいいだろうが、一人前だと画像のように饂飩くらいの分量になる。麺に腰は無く、柔らかい食感。思わずスープを飲み干す旨さだ。
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