mixiユーザー(id:9108263)

2018年02月01日11:05

553 view

1月30日  立川志ら鈴二ツ目昇進トライアル

1月30日  立川志ら鈴二ツ目昇進トライアル 上野広小路亭
ザ・ファイナルとめいうった、二ツ目昇進トライアル。
広小路亭は超満員、急遽会議室を使ったライブ配信まで

立川志ら鈴  オープニング
立川志ら鈴  黄金の大黒
立川志ら鈴  俵星玄蕃
立川志ら鈴  替り目
立川志らく   講評

オープニング・黄金の大黒、志ら鈴さん口調が固い、緊張しすぎか
俵星玄蕃、浪曲調の語り、講釈調の語り、声が出てない、大丈夫か。
いつもの志ら鈴さんなら、どんな舞台でも、客席後方まで声が通るのに。

替り目、これが良かった。飲んだくれの亭主の、真っ当な人柄
甘ったれで、かみさんに頼り切って、周囲を和ませる雰囲気。
根は良い人なんだな、としみじみ感じる、人物像の表現が見事です。
講評で、師匠志らくから、今までで一番良い出来、との言葉通りです。

師匠志らくの講評と判定。
二ツ目には、秋に昇進させる。それまで昇進の準備をしておくこと。
準備として、月一で落語五席の独演会を半年続ける、受けなくても良い。
前座の話で笑おうなんて客はいない、それなのになぜ独演会か。
今日これだけ超満員の客が集まった、笑おうと来たわけじゃない、
志ら鈴の熱心さに意気に感じてきてくれたはず。
志ら鈴に身に付けてほしいのは、落語に熱心に取り組む事。
五席の独演会を、昇進の条件だからと、こなすだけでは客は散る
熱心さが伝われば客は集まってくれる、そこは客を信じて良い。
今日の俵星玄蕃は歌えてなかった、練習が足りないはず
なぜ俵星玄蕃を課題にしたか考えたか、
今の女流落語家に、売れっ子はいない、
落語は男の了見で男の世界を描く芸能だから。
ところが、浪曲や講談には、売れっ子がいる。女性でも大成する芸なら
学んで落語に生かせれば、女流落語家のスタイルを作れる可能性がある
ここのお客さんも将来に、名人志ら鈴を前座のころから応援しているんだ、
と周りに自慢したいはずじゃないのか。
そう思って課題にした俵星玄蕃が、練習不足で歌えないのは困る。
月一の独演会を真剣に演じる場にして、師匠が言うからやるじゃだめだ。
秋には昇進披露を大きな会場でやるように準備をしておくこと。
客席の向かって、これで良いですよねお客さん、と志らく師匠。
客席は万雷の拍手で答えます。
厳しくも優しい師弟関係、そこに客として加われるよう精進します。

5 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する