「ブルゴーニュ古酒」ワイン会

【2017年12月18日】
第868回の定例会を開催しました。
場所：CAVE de CINQ（中央区銀座）
人数：12名
会費：46,500円（食事5,400円を含む）
ワインリスト：
1) 1966 Beaune Teurons, Bouchard Pere et Fils
2) 1966 Corton Le Charlemagne, Jean Bridron
3) 1966 Chambertin Clos de Beze, Docteur Marion
4) 1964 Chambolle Musigny, Charles Vienot
5) 1964 Vosne Romanee Les Suchots, CVM
6) 1959 Santenay, Hautes Cornieres
7) 1959 Vosne Romanee, Champy Pere et file
8) 1959 Volnay Champans, Chanson Pere et Fils
9) 1953 Volnay Les Caillerets, Pierre Latour
10) 1947 Nuits St.-Georges Clos de Chorey, Moillard Grivot
11) 1947 Richebourg, Bernard Grivelet
12) 1928 Tache Romanee, Chevillot

個人的な好みでは、
☆☆☆　 9,12
☆☆ 　　 2,4,5,6,8
☆　 　　　1,11
でした。

9)は、とても薄い熟成した色合いで、木樽や白コショウや紅茶やチョコレートの香りと、甘いキャラメルや木樽やチョコレートやチェリーの味わいでした。舌触りが滑らかな、優美な熟成ワインでした。コルクの状態から判断して、25年くらい前にリコルクされた印象でした。

12)は、DRCが1933年に取得する以前のLa Tacheです。比較的濃い目の色合いで、甘い紅茶やマッシュルームや腐葉土の香りと、酸味の強い、腐葉土やチョコレートや燻製肉や紅茶の味わいでした。90年近く経ったワインなのに、驚異的な若い果実が感じられました。コルクの状態から判断して、40年くらい前にリコルクされた印象でした。

全体的には、ほぼ予想通りのレベルでした。
先週のボルドー古酒の時の様な、酢酸化したワインはなく、ほっとしました。